この人本当は黒いんです。2（緑）

61． ページ11

61．








｢ぐあぁぁーーーーっ…｣








長くしすぎた…。




冷たくなったコーヒーを流し込みながら時計を見ると短い針は 2 を指そうとしていた。




はっ！？2時！？！？





いや普通にこんな時間初めてだし！！(汗)






それでも疲れ切った体と心は想像以上に重たくて、




焦りつつもゆっくり帰りの支度をする。





結局会社を出たのは3時前だし、…。








.








いつものように帰りにスーパーへ…




て、開いてるわけないか、。






そう思って仕方なく少し離れたコンビニに向かう。






さすがにこの時間は誰もいないな…




てか寒いし！





早く帰りたいのと早くお酒が飲みたいので自然とペースが早くなる。








？｢…すいませーーーーん｣



｢…？｣






歩いてると、遠くの方から声がして反射的に声のする方を探す。




わたし、？




ちらちら周りを見回しながらも足を進める。









ﾀﾞｯﾀｯﾀｯｯ…



ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…



ﾀｯﾀｯﾀｯ…








足音…ていうよりも走る音、が聞こえて本能なのか歩くスピードがさらに上がる。




いや、



なんか近づいてきてる、…？









？｢はぁ、っちょっとお話いいですかぁ、っ｣



｢…？｣(ﾌｲｯ)



？｢すいませ…、！？｣



｢、っ！！？｣








丸山さんと、大倉さん、！？！？



でも後ろにカメラとスタッフさんらしき人がぞろぞろついてきてるのを見て、




テレビの撮影なんだ、と判断する。








丸山｢………っおひとりさま探してるんですけど、今はなんかの帰りですか？？｣







ほぉ、



知らないていで行きますか、。








.

62．→←60．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す