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1話 ページ11

神楽side


なんとなく違和感のあるガキを見つけた

あいつだ、と思った瞬間に



「ねぇ、私を探してたんでしょ?」



背後から聞こえた声
懐かしい気がしながらもゆっくりと振り向いてみる

さっきまで少し離れたところに居たはずのガキが、後ろに立っていた


「お前、銀ちゃんがどこにいるのか知ってるアルカ」

「うん知ってるよ
後、真選組のお兄さんの事も」


あっけらかんと、そう言い放った
そしてガキは続ける


「銀髪のお兄さんの事も、真選組のお兄さんの事も

もう、どうしようもないよ


どうしてそうなったのか知りたい?」

「教えろヨ」

間を入れずに即答する


「それが、貴方達の願い?」


そんな事どうでもいいから早く教えてくれ
痺れを切らしそうな私は"願い"の意味など気付きもせずに


「そうアル」


肯定してしまった

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君菊(プロフ) - このシリーズの出ている物全部見ました!なんだか考えされる内容で、好きです!更新待ってます (2015年8月23日 23時) (レス) id: be2f056757 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろくむ | 作成日時:2015年4月16日 15時

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