あたしとウラノツクヨミ ページ2
うっすらと
あたしの意識が
戻って来た……
ここは……？
黒い大地に、白い空……
ああ、そうか……ここは邪天界で
あたしの身体はウラノツクヨミに
奪われたんだった……
《奪われたとは心外だな。
お前を創り出したのは私だ。
……にしても、人格が消滅しなかったのは
計算外だな……そこまで強く育ったか……》
あたしの意識の中に、もう１つの意識が
響き渡る。
あたしの視界には、
男性のウラノネサク
女性のウラノクラミツハ
その他、ウラノツクヨミの部下達が
並んで、片膝を地に着いている映像が映る。
これから……邪天界の統一に行くの？
ウラノツクヨミ？
《その通りだ。私が創ったAよ。
言っておくが……
これはオラリオや下界のためでもある。
ウラノスサノオ……
いや、ウラノイザナギは下界を支配する……
そのために兵を送り込もうとしている。
私は……奴らを止めるために奴らを倒す》
倒した後は？
《私が邪天界を統一した暁には
オラリオへの……下界への干渉を一切なくす。
私自身もだ……だから、A……
お前は､あの男には二度と会えない。
それに……
放っておけばお前はいつか消える……》
そう……下界を守るためなら、
あたしは文句ないよ。
オラリオを……【ロキ･ファミリア】を、
……フィンを守って、ウラノツクヨミ……
でも……何でオラリオを……下界を……
守ってくれるの？
《それは…………少し黙っていろ。
これから出陣する……兵を鼓舞する……》
うん。よろしく。ウラノツクヨミ……
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あすと(プロフ) - フィン好きさん» 読んでくださりコメントをして頂き、ありがとうございます！評価してくださり嬉しいです！フィン落ちの作品、書けたら書きたいですね。難題ですが(笑) (2020年1月28日 16時) (
レス) id: 3b9b11870b (このIDを非表示/違反報告)
フィン好き - とても素敵な作品でした！フィン団長が大好きすぎて読ませてもらったのですが、キャラを崩さずずっとかっこいいままで終始彼の言葉にニヤニヤしちゃいました笑 良かったらまたフィン落ちの作品描いてほしいです！！ありがとうございました！ (2020年1月28日 16時) (レス) id: 3592de4464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすと | 作成日時：2019年11月20日 7時
