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シャワータイムとバスタイム1 ページ18

「アイズさん!
片付けは私達がやりますから」

「お先にシャワーをどうぞ」

片付けのために、
木製の箱を持ったところで
男性団員の二人に止められるアイズ。

「え……でも」

「いいです!順番ですから」

「…………」
アイズは納得のいかない顔をする。

「アイズー!Aー!シャワー行こーっ!」



「レフィーヤ
とっとと脱ぎなさい後がつかえるわよ」

「あ、はい……!」

「……A……?あんたもよ?……フッ……」
勝ち誇ったような口調でAを急かせるティオネ……

「ティオネ……!大きいからって
あたしに勝った気になんないでよね!?」



シャアアアア……

一糸纏わぬ姿のアイズが全身に
シャワーを浴びている。
その傍らには、シャワーを浴びつつ
髪を洗うティオナがいる。

「アイズさぁ何か落ち込んでる?」

「……?」

「ミノタウロス追いかけに行った後から
なーんか暗いような気がしたからさー
……Aは暗いというか……何で落ち込んでんの?」

「いや……あたしは……その……
……ファーストキスを白髪の少年にとられた上に
胸を揉まれまくられたので……思い出したら……ね」

「ファ……ファースト……キ…キスーー!!?」
ティオナが大袈裟に驚く。

「ファーストキス……?」
アイズが不思議そうな顔をする。

「そっ……!血にまみれた見知らぬ白髪の少年にね!!」

「それって、あの男の子か……」
アイズは、自分の手で救った少年を思い出す。

「あれ?……A……ホントにそれが初めて?」

「そうよ!!……んっ?……でも、その前にも
なんか唇に関するイベントがあったような……?
……夢かなぁ……?でも……暖かかったような?」
自分の唇を指でつつきながらAは考える。

「?……フィンの話しとは違う……あとで確認しないと」

「?アイズ?どしたの?」

「……今は黙っておく」

「?変なアイズね……?」

「で……話をアイズに戻すけど……
どうしたの?」

アイズは目を伏せて

血まみれの白髪の少年を思い出す。

(手を差し伸べたのに……逃げられた……
ミノタウロスを斬った私の手は、そんなに……)

「………………私って……怖いのかな………………?」

 

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設定タグ:フィン・ディムナ , ベル・クラネル , ダンまち   
作品ジャンル:ファンタジー
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ミリア - トランクスと悟天が大人だったり、子供だったりしてもいいよ。楽しみに待っていますね。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - どれ位で出来るんですか? (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - そうです! (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ノートの性格は優しくて真面目で元気いっぱいな性格です。相手のキャラは誰でも良いんです。恋愛短編集ですから。よろしいですか? (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ドラゴンボールヒーローズってゲームのです。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすと | 作成日時:2019年2月21日 1時

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