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レフィーヤ・ウィリディス ページ12

キャンプの準備に
向かうAとアイズ。
そこに小柄なエルフの少女が
近寄ってくる。
「ア……アイズさん
先程は助けていただいて
ありがとうございました」
[ロキ・ファミリア]
第二級冒険者
『レフィーヤ・ウィリディス』
は、アイズに向けて礼を示す。
《アイズだけじゃなくて、
私も、レフィーヤの周辺のモンスターを
斬り刻んだけどなぁ〜……》
Aは少し不機嫌になりつつも
アイズとレフィーヤの側に立つ。
「……それと……いつもいつも
足を引っぱってしまって……その
すみませんっ!!」
ペコリッと90度、頭を下げる。
「すみません、すみません!
ほんっとにすみません!!」
ペコペコペコペコペコペコ
さすがのアイズも戸惑ってしまう
レフィーヤの連続謝罪……
「……その、怪我は大丈夫レフィーヤ?」
「あっ……あの……ハイ!
全く全然大丈夫です!」
「うん……良かった」
どよおおんと凹むレフィーヤ。
「本当にすみません……
守られているだけじゃいけないのに……
Aさんみたいに、アイズさんの……
みんなの役に立たないといけないのに……
いつも私は……」
ぐすっとなってしまうレフィーヤに
「えぇ〜と……私は……特定の条件下でないと
みんなの力になれないから。
それに私は初陣だから
レフィーヤの方が経験豊富だし。
特定の条件下から外れたら……
レフィーヤのほうがスゴい頼りになるよ?」
Aは先輩レフィーヤを
笑顔で励ます。
しかし、レフィーヤは、ずぅぅぅぅんと
へこみっばなしだった。
「……私は……大丈夫だよ……」
……なで……
アイズは
「大丈夫だから……」
と言いつつレフィーヤの頭をなでる。
レフィーヤは、かぁっと顔を紅くする。
「その荷物持ちます!!」
アイズの持っていた荷物を奪い取り
顔をそらし側から離れるレフィーヤ。
「(なるほど……レフィーヤは……
アイズのことが……
これって……ゆり?ってやつに
発展しちゃうのかな……
私は気をつけよ……
だって私はアイツのことが……
!?……な……何考えてんだろ私!!
ち……違う……違うから……
そういうんじゃないから!!)」

ティオナ・ヒリュテ→←心配性過ぎなあなたは……



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あすと(プロフ) - あづきさん» お○ち○り、は、おもちかえり。つ○ぺた、は、つるぺた。エ○は、えろ。寝○み、は、ねこみ。襲○たら、は、おそうたら、です。 (2019年7月4日 1時) (レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
あすと(プロフ) - あづきさん» すみません。○の部分を書いたら規制がかかり、書けなかったので、○になりました。○の中身は、ほとんど下世話な言葉です。 (2019年7月4日 1時) (レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
あづき - ○の部分でなにを言っているかわかりません。ですが物語はおもしろかったです。 (2019年7月3日 21時) (レス) id: ad71e4aae4 (このIDを非表示/違反報告)
あすと(プロフ) - 羽憐さん» ありがとうございます。嬉しいです!! (2019年1月16日 20時) (レス) id: 28df93bc99 (このIDを非表示/違反報告)
羽憐(プロフ) - ストーリーの描写が素敵です!更新楽しみにしています!! (2019年1月16日 20時) (レス) id: 37ccf3e8b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすと | 作成日時:2018年3月20日 3時

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