工藤さんは非日常好きな女子！２

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ナイト｢あのお方こそ我が主君、バステア城の姫“バステモン”様です。｣

『ね、猫だ……』

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢低血圧か？｣

ナイト｢見ての通り、姫はマイペースなのです。一日の3分の2は寝ていますし…｣

アカリA｢『ホントの猫かい！！！』｣

バステ｢うみゃぁ〜……失礼致しましたわ、A様。私が王女のバステモンです。｣



私達の声で目が覚めたバステモン。
半獣にも見えるその姿は、人間になったら絶対ボンキュボンの美人になるんだろうなぁ〜羨ましい…

じゃなくて！



ナイト｢姫！このA殿こそ真のジェネラル、我が城の騎士団長になって頂きましょう！！｣

『騎士団長！？何それ初めて聞いた！』

バステ｢あら、困りましたわ…騎士団長候補なら、既におひとり先客が…。｣



その先客は一体誰…？聞こうとしたけど、
お姫様はまた眠りについてしまった。

だがその答えはすぐにわかった。



キリハ｢戦って決めるか？A。｣

『えっ、もう1人ってキリハの事だったの…！？』

キリハ｢で、どうするんだ？｣

『戦うわけないでしょ！！』



あぁぁぁキリハには会いたくなかったのになぁァァァァ！！！！！！

ーーーー


？？？｢あら？なんの御用？｣

？？？｢今ひとつ部下にキレがないようですので何かお手伝いをと。｣

？？？｢ふぅん…………じゃあ、クロスローダーの少女を始末してもらえるかしら？｣

？？？｢お易い御用です………｣

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