パソコンに残された謎の動画を見つけた ページ6
館潜入1日目。昨晩私は同じ女性(とは言い難いが)に近い死神さんの部屋で寝させてもらった。
一応どこかで野宿をしながらの仕事をしようと思っていたので、寝袋を床に敷いて。
ぺ｢おい皆！｣
ぺいんとさんの声で私達は部屋を出た。まだ寝癖のついた髪を手で一生懸命直しながらぺいんとさんのいるであろう部屋に入る。
『何かあったんですか？』
私がそう言うと、ぺいんとさんは部屋のチェストを開いて指をさした。
ぺ｢トラゾーからの書き置きと、ビートの鍵ってのがあるぞ！｣
トラゾー...というのは、昨日彼らを案内していた先輩執事の名前だろうか。彼はやけに嬉しそうにここを去っていったので、名前を尋ねる暇さえなかった。
死｢あ、トラゾーさんの部屋ってこと？｣
まぁそうでしょうね、書き置きなんてあるんだから。
死｢なんでビートの鍵なんだろう...｣
ぺ｢アイツ色々引きずってんなネタ...｣
ビートの鍵のどこにネタ要素があるのか分からなかったが、メタいと言われたくないので追求はやめておく。その時点でメタいって？...そういうのは気にしたら負けだ。
死｢でも、本当セキュリティ一厳重そうだったよ。だって、まずお宝持って出れないじゃん！｣
ぺ｢金のブロックよ！まぁ何かの方法で...あのさっき見たところ、食堂の配膳の機能？あれは使えそうだと思った｣
そうか、彼らは私のようにトレジャーハンターでは無いから、ここから宝を出すのも一苦労ってことか。
ク｢でも、ここにはAさんがいるよね？｣
ぺ,死｢｢あ｣｣
一斉に私の方に輝いた目で視線が来る。私は苦笑いして言った。
『私は、ここの主人に見つかったら宝持ち出す以前に、私の首が持ち出されちゃいますんで』
だから、あまり期待しない方がいいです。
私がそう告げると、三人とも｢そうだよな...｣と一度輝かせた目を暗くさせた。
『まぁでも！皆さんが宝を持ち出せるように全力でサポート致しますので！』
そう言うと、三人の笑顔が戻る。良かった、何とか勇気づけられたみたい。
ぺ｢これもう外出ていいのか？｣
ク｢今六時過ぎだから...｣
ぺ｢館内の掃除なら自主的にするらしいぞ｣
壁に貼られたメモ紙を見ながら四人で話す。彼ら三人は自由に動けるけど、私は下手に動くとすぐにバレそうだからな...動くのにも苦労しそうだ。
三人は私と離れ、他の場所も回ってみるという。さて、私は何しようかな。
一先ずバッグの方に手を伸ばすも、その手は空を切った。
.....え？
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します！ (2019年10月10日 17時) (
レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に！？((新作おめでとうございます！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ楽しみにしていました！(pqﾟ∀ﾟ*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください！Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します！！(*´▽｀*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる！！やばい面白い！頑張ってください！！！！ありがとうございます！！ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年5月19日 17時
