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ぺいんとside
ぺ｢じゃあ、探してくる｣
俺がそう言うと、警備員に助けてもらった死神とクロノアさんが見送りに来てくれた。
死｢行ってらっしゃい！｣
ク｢探索の方は任せて｣
満月が空の一番上に来たぐらいのこの時間に、俺はAを見つけに行くことにした。
どこにいるかなんて分からないけど、絶対に見つけなきゃ。見つけて、俺の想いを伝えなきゃ。
まず来たのは、Aが住んでいたメイド居住室。
カチャ、とドアを開けると、そこは元々誰も住んでいなかったかのように人がいた形跡が無くなっていた。
ぺ｢やっぱりこんな所にはいねぇよな.....｣
流石トレハン、とでも言うべきなのだろうか。
しかし、他に思い当たりそうな場所が無い.....。
俺は片っ端から探しに当たった。
物置や展示室、この前クロノアさんが見つけた通路まで.....考えられそうな場所は全て探してみたが、やはり見つからない。
そして最後.....俺はバーのドアに手を掛けた。
ぺ｢あっ.....｣
警｢どうした？ あぁ、悪いな。お前、コイツの愚痴を聞いてやってくれ。やっぱり愚痴は同じ仕事をしてるヤツに聞いてもらった方がいいだろう｣
警備員がそう言って席を立つ。残された人はメイド服を着ていて、艶やかな黒髪をポニーテールに結んでいて。
ぺ｢あの.....｣
その声に振り向いた彼女は、俺の探していた人だった。
しかし、どこか様子がおかしい。顔が真っ赤だ。
『あ、ぺいんとだ！』
ぺ｢えっ、は？｣
出会いたかったけど、こんな彼女には出来れば出会いたくなかった。
『なんでもっと早く来てくれなかったの！ お酒もう無くなっちゃったじゃん！』
そう叫ぶAの横には、ワインや生ビールの空き瓶が何瓶も転がっていた。どんだけ飲んだんだよ.....。
ぺ｢と、取り敢えず水飲め！｣
俺はそう言ってAの前に冷たい水の入ったコップを置いた。
『何これ、水割り？』
ぺ｢ただの水だから！ 早く飲んで！｣
しかし、一向にコップを持とうともしないAに嫌気が差し、俺はAの口に水を流し込んだ。
でも、こんだけ酔ってるなら話もちゃんと聞いてくれるかもしれない。
俺は一呼吸置いて話し始めた。
ぺ｢なぁ、お前が盗んだ伝説の剣はどこにあるんだ？｣
すると、急にAの目つきが変わった。
『.....なんでそんなこと教えなきゃいけないの？』
ぺ｢なんでって.....そりゃ気になってるからだよ｣
『あの剣は.....』
俺は唾を飲み込んだ。
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します！ (2019年10月10日 17時) (
レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に！？((新作おめでとうございます！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ楽しみにしていました！(pqﾟ∀ﾟ*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください！Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します！！(*´▽｀*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる！！やばい面白い！頑張ってください！！！！ありがとうございます！！ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年5月19日 17時
