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死「羽.....はどこにありましたっけ?」
ぺ「寝室だから、二階だよ」
取り敢えず俺らは矢を作る為に羽を探していた。その時、夕飯の時間を告げるチャイムが鳴る。
ぺ「夕飯夕飯!」
『あ、私も厨房に行きます!』
クロノアさんとAさんで厨房に行き、死神はゴルゴンの所へ。俺は単独でゴルゴンの部屋を探索する。
ゴ「とても美味しい料理を出してくれるらしいじゃないか」
.....明らかにクロノアさんとAさんにプレッシャーをかけている気がする。
ーーーAsideーーー
あぁまずい、このままでは豪勢なものなんて作れない.....。
ク「さて、そろそろ運ぼうか」
一体、クロノアさんは何を作ったのだろうと見てみると、そこには白い小さめのお皿に乗せられたベイクドポテトとビートルートが。
『え、これだけ!?』
ク「だって、そもそも冷蔵庫に豪華なものが無いんだもん」
確かに、冷蔵庫には肉や魚それから野菜が入っていたが、どれもスーパーで手に入りそうなものばかりだ。
運搬口の中から死神さんとゴルゴンの会話が聴こえる。私はそっと耳をすませた。
死「本日のお食事は、ベイクドポタァートとビートルートになります」
ゴ「.....もう一回言ってみろ」
死「...ベイクドポテェート」
...はい。
ゴ「儂は、部屋で食べるから」
死「え、“矢”で食べる?」
死神さん、矢で食べたら喉が血だらけになりますよ。
死「あ、滑舌の方がちょっと...」
あ、これ終わった。
ゴ「.....今までご苦労だったな!」
きっとその時のゴルゴンは、満面の笑みだったに違いない。
死「ぺいんとさんの方は、何かありました?」
ゴルゴンが部屋に戻り、私達もぺいんとさんの方へ向かうと、既に死神さんとぺいんとさんが合流していた。
ぺ「なんかね、結婚指輪と日誌?みたいなのを見つけた」
[館の主人の日誌1]
ある商人から古ぼけた本を貰った。
大層有名な本らしい。
博識の無さから自分には価値が分からなかったが、
一先ず地下金庫にでもしまっておくことにしよう。
警備員を連れて後日行くこととする。
ぺ「地下金庫には、その価値のある本が入ってんじゃない?」
そしてぺいんとさんは、銀色に光るリングを取り出した。
ぺ「そしてこれ。思い出の結婚指輪みたい。まぁ売ればお金になるかも...」
ク「それ...そのチェスト調べられたりしないの?」
まぁ、ゴルゴンが見つけるのも時間の問題だ。
それにしても、結婚指輪か.....。
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に!?((新作おめでとうございます!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ楽しみにしていました!(pq゚∀゚*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください!Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します!!(*´▽`*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる!!やばい面白い!頑張ってください!!!!ありがとうございます!! (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつりんごぱん | 作成日時:2019年5月19日 17時