笑っていた、あの頃に。 (ページ18)

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真実ページ18

Aside

痛む頭をなんとか庇いながら喧嘩を続ける。

左目の視界が赤く染まる

頭から流れ出る血だろう、、、

フラつき、地面に足をつける

＿エマとヒナを守れたなら、死んでも

それはそれで良いんじゃん？なんて思ったり。＿

そんな中、ある会話が聞こえた

「東卍も本当バカなチームだよな。チームの中に裏切り者がいることに気付かねぇなんてよ」

ケラケラ笑うクソ共に吐き気がする

「パッと出の女の自作自演に騙されて、仲間だった女を捨てちまうんだ。大したチームじゃねえよ。」

お前らに何が分かるんだよ。

東卍のなにを知ってんだ。

フラフラする体を奮い立たせ

クソ共の所へあるく

『なあ、聞かせてくれよ。その話』

殴りかかってくるクソ共をスルリと交わし

今までよりも強い力で殴り伸していく

伸したウチの１人に

『おい、詳しく聞かせろよ。さっきの話』

不良「い、言えねぇよ！」

そう言われれば蹴りを何発も加える

何発目かに差し掛かったところで

「分かった、、言うから、ｹﾞﾎｯ、やめてくれ」

血、吐きすぎじゃない？お前。と不良を見ながら思ったけど、

『早く言えよ』私は容赦しない。

不良「東京卍會に今居る璃乃は、六本木の灰谷兄弟と繋がってる。

東卍の姫になって東卍を支配すること、

それがアイツの狙いだ。

その為には、お前が邪魔だった。

自分は東卍が欲しい、だから灰谷兄弟と手を組んだ。

そしてその灰谷兄弟は東卍の戦力で花だったお前を手に入れること。

それだけじゃない、璃乃は灰谷兄弟以外にも繋がりがある。

お前もよく知っているはずだ。

東京卍會、創設メンバーの羽宮一虎もその１人だ」

一虎、、？璃乃と繋がってんの？？

頭が混乱する中、バイクの排気音が響く