電話 ページ24
Aside
久しぶりの喧嘩で
傷口の治りが遅くて、体の鈍りを痛感した
そんな時に電話が鳴った
『………なぜ、今更電話?』
__電話での会話
『もしもし、』
マ「お前は何がしたいんだ?」
『は?意味が分からない。』
主語がないのは相変わらずなのね。
マ「璃乃だけじゃなく、エマやヒナちゃんまで
巻き込んで一体何がしてーんだよ!
いい加減にしろよ。」
『巻き込まれてんのはこっちなんだけど。
何で、、何であんな裏切り方された私が
東卍のことに巻き込まれて怪我しなきゃいけないのか、
いい加減にしてほしいのは私なんだけど』
マ「お前、もうエマ達に近寄んな。」
『もちろん。近寄らない』
マ「お前なんか、もう仲間でもなんでもねーよ」
『あの日以降、私の中でもあんた達を仲間だなんて
思っちゃないよ。本当バカらしい』
マ「……お前、本当変わったな、、」
『私が変わったのかな?違うでしょ?』
マ「東京卍會とは、今後関わらないでくれ」
『言われなくても関わらないわよ。興味ない』
そう私が言うと、チッと舌打ちをして
電話を切られた。
もう、戻れない。
エマとヒナ、、大好きな友達を手放したくはない
でも、もう傷付きたくない
私は電話帳を開き東京卍會の関係者
全員の連絡先を消去した
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作者名:あや氏 | 作成日時:2021年10月14日 2時