14話 ページ15
Aside
一刻も早くユウに知らせようと思った
外したお面は再びつけ
ユウを探しに行こうと
最初にオンボロ寮へ向かう
信憑性は低いかもしれない
しかし今まで調べてほとんどが0だった
その0からやっと、信じるしかないと思えるモノを見つけたのだ。
(ユウ……ユウ………ユウ!!!)
頭の中はユウのことでいっぱいだった
早く助けたい
早く出してあげたい
Aはそのことでいっぱいであった
廊下の角から誰かが来ると気が付かずに
そのままAはぶつかってしまった
『ぁ……ごめんなさい』
？「え、いやいやこちこそ……ってぶつかった相手ってA氏、この展開めっちゃよくあるゲームのパターン…」
ぶつかった相手は学年一つ上
イデア・シュラウド先輩
彼とはあまり
待ったく喋ったことない
というかよく私の名前知っているなと思ったが
まぁ…女子生徒は私かユウくらいなので
知っていても不思議ではない
イ「何か急ぎ事でもあるでござるか？」
『はい』
イ「えと、きょ、今日いい天気ですな！」
『そうですね』
シュラウド先輩は何やら私をみてアワアワと話題を探そうとしている
ああ焦ったい。早くユウの所に行きたいのに
イ「A氏」
『なんでしょうか』
まるで意を決したように
さっきまでのアワアワ感はなく
ニヤリと怪しい笑みを浮かべた
イ「あまり余計な事はしないほうがいいっすよ？」
ドクンッ……
『なんの事でしょう』
イ「知らばっくれなくていいっすわ…A氏
全部拙者は見ていたんすよね〜」
ドクンッ……
イ「オンボロ寮の監督生とイチャイチャしてまぁ、レズ落ち楽しみですわ〜
普段誰にも興味ない図書室で
いつも本を読んでるクール系A氏が
監督生にデレデレって
クーデレときましたか？」
思わずAはマジカルペンを取り出し
シュラウド先輩に向ける
お面をしているおかげで
自分の情けない焦りの表情は隠れているだろうか
いや、この行動してしまってはバレているだろう
『あまりでたらめ言うと怒りますよ』
イ「あ〜あ、図星っすか〜？」
嫌な笑みだ
『私が誰かとお喋りしておかしいでしょうか？
では失礼します』
さっさと行こう
私は嫌な考えをよぎってしまう
もしシュラウド先輩がたまたま
あそこに居たのではなく
意図的に居たとしたら
イ「あちゃー…A氏はあくまでオンボロ寮の監督生と一緒にバットエンドいくつもりなんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
