２５ 翔side ページ25
ニノが眠って数時間
まだ身体は熱を持っていて、穏やかに眠っているとは言い難い感じだ
翔「ちょっとごめんな…」
すぐに温くなる氷枕をそーっと取り換える
時刻は日付が変わる頃
このまま朝まで寝かせていいものか…
悩んでいると、寝返りを打ったニノが薄っすらと目を開けた
翔「おはよう。まだ身体熱いな。大丈夫か？」
和「うん…あつい……喉、乾いたかも…」
翔「冷蔵庫でスポドリ冷やしてるから持ってくるね。ちょっと待ってて？」
ニコッと笑って頷いてくれたニノに、急いで飲み物を取ってくる
寝室に戻ると、ニノは身体を起こしてベッドに腰かけていた
和「ありがと、翔ちゃん」
翔「ほれ、たくさん飲みな」
和「ただただ暑いの…身体が気持ち悪い」
翔「しんどいなぁ…病院行こうか？」
和「ううん…行きたくない、…我儘言ってごめんなさい」
翔「我儘なんかじゃないよ。練習で疲れてんだもん。ゆっくり家で休みたいよな」
病院って行くだけで疲れるし
具合が悪いって言うより、熱が逃げてくれなくて寝苦しい感じだから
たくさん水分摂って、身体を冷やすしかないだろう
翔「お腹空かないか？」
和「あんま空かないんだよね…夜はちょっと食べれなそう…」
翔「アイスはどう？」
和「しょーちゃんも、一緒に食べよ？」
んふふって
可愛いなぁ
冷凍庫から取ってきて手渡すと、隣に座って一緒にアイスタイム
和「んふ、今日３本目」
翔「いいじゃん、頑張ってるご褒美だよ」
和「美味しかったぁ。なんか今なら寝られそうかも」
身体が中から冷えて、少し楽になったみたい
ベッドに再び横になると、さっきよりも穏やかな顔で眠りについたニノ
その様子に安心して、俺もベッド下に布団を敷かせてもらって横になった
ふと目が覚めたのは３時過ぎ
額に貼った冷えピタが渇いて剥がれかかってたから、新しいのをそっと貼って
首筋に手を当てると、さっきより熱っぽさは感じない
しばらくすると、ニノが目を覚まして
翔「起きちゃったね。何か飲むか？」
和「うん、ありがとう」
スポドリを手渡すと、ゴクゴクと勢いよく飲み干した
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るんるん(プロフ) - 何年越しでも、、密かに待っていたので嬉しいです！ (2022年10月9日 2時) (
レス) @page49 id: 5f4c3622e1 (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - 更新嬉しいです！楽しみにしてました！ (2021年5月27日 18時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - かなりお久しぶりにここへ来て読ませて頂きましたがやっぱり風月さんのお話しのニノちゃん可愛くって好きだなぁ(*´▽｀*)続きもまた楽しみにしてますね！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 8801631f59 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ担 - 長編が見れません (2018年12月28日 21時) (レス) id: 9f8d06ec79 (このIDを非表示/違反報告)
tuki - すごく面白いです。更新がんばってください！続きがすごく気になります。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: b5e1612a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年10月14日 1時
