２０ 和side ☆追加☆ ページ20
練習に組み込まれたインターバル走がキツくてキツくて
ここ最近は暑さにもやられてヘロヘロ
ご飯もあまり喉を通らなくて、体重も少し落ちちゃった
食べなきゃって分かって入るんだけど…
フラフラするのは、暑さのせいか栄養不足か
武「食べれない？ゼリーとか買ってこようか？」
和「うん…ゼリーも、食べれないかも…夏バテだよね、完全に」
武「心配だよ…栄養付けなくちゃ」
和「ごめん…分かってるんだけどさ…」
心配してくれる武ちゃんに謝って、いつもの練習場へ
今日も地獄のインターバル走だ
３本目までは余裕もってゴール出来てたんだけど、次第にフラフラしてきて
栄養が確実に足りてない中でハードな練習はいつにも増してキツイ…
黒田「歩いて歩いて、止まらないよ」
和「はぁ…はぁ…っ」
黒田「大丈夫？１回止める？」
和「や…だいじょぶ…」
多分俺の異変に気付いてる黒田さん
顔を覗き込んで心配してくれたけど、練習を止めたくなくて
足が痛いとか、腰が痛いとかじゃない
フラフラするだけなんだ
気力でラスト３本まで走って、次は８本目
スタートした黒田さんを追って走り出す
黒田「よしオッケー！」
和「はぁ、っ、はぁ…」
時間内に走り切れたんだけど、眩暈が酷くなっちゃって
荒れた呼吸を抑えるように息を止めて耐える
流れ落ちるのは冷や汗かも…
和「うっ、おぇっ」
黒田「おっと、気持ち悪くなっちゃったね、」
和「す、ませ…はぁ、うぅ」
黒田「ここ出しちゃっていいよ。出した方が楽になるから」
その場に跪いた俺の口元に袋を当ててくれた黒田さんは、冷静に背中をさすってくれる
出てくるのはほとんど水分で
何度か吐き出して、少し吐き気が落ち着いた
黒田「炎天下って思ったより体力奪われるからね、水分摂れそうかな？」
和「っ、はぁ…ぅっ、」
黒田「ごめんごめん、まだ無理だったね。マネージャーさんいるかな？病院行く準備しておいて」
差し出されたスポドリを口に含んでみたけど、吐き気が復活しちゃって吐き出してしまった
練習はこのまま中止
病院に強制連行されて、水分と栄養補給の点滴を受けた
頑張ってご飯食べるから…メンバーには内緒にしてほしい
みんなも忙しいんだ
こんなの、俺の管理不足だから…
無理やりでも食べなきゃ
練習にも暑さにも負けずに頑張らないとな…
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るんるん(プロフ) - 何年越しでも、、密かに待っていたので嬉しいです！ (2022年10月9日 2時) (
レス) @page49 id: 5f4c3622e1 (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - 更新嬉しいです！楽しみにしてました！ (2021年5月27日 18時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - かなりお久しぶりにここへ来て読ませて頂きましたがやっぱり風月さんのお話しのニノちゃん可愛くって好きだなぁ(*´▽｀*)続きもまた楽しみにしてますね！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 8801631f59 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ担 - 長編が見れません (2018年12月28日 21時) (レス) id: 9f8d06ec79 (このIDを非表示/違反報告)
tuki - すごく面白いです。更新がんばってください！続きがすごく気になります。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: b5e1612a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年10月14日 1時
