１２ 潤side ページ12
和「じゅっ……」
潤「ん？なぁに？」
和「っ、た…い？」
先生が病室に来て検査の説明をしてくれてる時
和が俺を呼んできて「痛い？」って
うーん
俺もやった事ないから…
潤「麻酔もするし、準備含めて30分かからないって」
手握ってあげることしかできない
和はその後、少し震える手で承諾のサインをして、すぐに検査に向かうことになった
翔「いってらっしゃい。美味しいジュース用意して待ってるからね」
雅「大丈夫。すぐ終わるよ」
車いすに乗せられて、不安そうな顔した和は検査室へと連れて行かれた
智「入院、長くなるかな」
雅「検査の結果次第だけど、少し覚悟が必要かもね…」
翔「ツアー中じゃないのが不幸中の幸い、…かなぁ」
どうしても少し重たくなる病室の空気
和の前では明るく、いつも通りでいたいけど
やっぱりみんな不安なのは変わりなかった
でも、こうして４人の中で不安を解消することも大切だと思うんだ
そうやって俺達の中で気持ちを整理すれば、１番不安と戦ってる和の支えになれる
看護師「麻酔が切れるまで違和感あると思いますが、ゆっくり休んでくださいね」
先生「検査結果が出たらお知らせします。体調に変化があったら遠慮なく言ってください」
和「っ、がと…ござ、…た」
ありがとうございました
って頑張って伝えて、検査を終えて病室に戻ってきた和はベッドに沈み込んだ
雅「頑張ったね。おつかれさま」
翔「麻酔切れる前に寝れそう？」
和「ん、…」
検査前も熱と頭痛でグッタリしてたけど、さらにグッタリしてしまったように見える
身体を横向きにして、和はゆっくりと目を閉じた
リーダーが優しく優しく身体をさする
あぁ、心地良いだろうなぁ
この人の手は魔法みたいなところあるからね
智「ふふ。寝ちゃった」
潤「疲れ切ってたもんな…」
翔「早く診断名ついて治療始められるといいんだけど…」
検査が終わって数時間
和は眠り続けて、その間に検査結果が出た
病室を訪れた少し険しい顔した先生
その表情に、俺達もドキンと胸が鳴る
俺は眠る和の手を握りしめた
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綾(プロフ) - 最近こちらの長編を読ませていただきました！この後の展開が気になりすぎて、この後どうなるのかなってずっと想像しています笑 以前の作品も何度目か分からないほど読み返しています！次の更新も楽しみにしています^^ (8月2日 10時) (
レス) id: 094cd8e787 (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - はじめまして。風月さんの作品、どれも大好きでくりかえし読ませてもらってます。今回のお話もすてきなにのあい、嵐さんがいっぱいで、とても嬉しいです！これからも楽しみにしてるので、ご自身のペースで頑張ってください！ (2018年4月30日 2時) (レス) id: d503904c38 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こんにちは。更新、いつも楽しみにしています。にのちゃん、辛いですね。お薬がちゃんと効けばいいな・・・。 (2018年4月29日 13時) (レス) id: 1e325f4f98 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 蘭さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ） 懐かしい作品まで読み返して頂けて、嬉しい限りです(^^) ゆっくりになりますが、これからもよろしくお願いします( ´∀｀) (2018年4月8日 22時) (レス) id: af22e3940e (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 和嵐さん» ありがとうございます！！ゆっくりになりますが、よろしくお願いします！！ (2018年4月8日 22時) (レス) id: af22e3940e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年2月10日 9時
