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それからというもの、一緒に登校しなければ、目も合わせることもなくなった。
今になって思えば、離れることなれることなんて彼にとってなんともなかったんだと思う。
「 Aちゃん大丈夫…? 」
『 うん、ありがとう 』
漫画のように、クラスの女の子たちからはいじめられるなんてことなくて、逆に心配してくれる。
紫耀「 日に日にやつれてるで?ほんまに大丈夫なん? 」
紫耀くんには、ただ廉くんと喧嘩したとしか話していない。
それは、彼に責任を感じてほしく無かったからだ。
紫耀くんの手には、スマホがありそこに揺れる、私とお揃いのイヤホンジャックがゆれている。
チラリと廉くんの方をみれば、机に突っ伏している。
心なしか元気がなさそうに見えるのは、きっと私の気のせいだ。
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aimi(プロフ) - 初めまして。すごく面白かったです‼️これからも頑張ってください!応援してます❗️ (2021年10月31日 19時) (レス) @page49 id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - お話読みたいのでパスワード教えてほしいです!! (2021年7月27日 23時) (レス) id: 0c341d472b (このIDを非表示/違反報告)
さくらん(プロフ) - パスワードのヒントを教えて下さい! (2019年11月15日 20時) (レス) id: a7aa3d16ee (このIDを非表示/違反報告)
niconico0807(プロフ) - お話とても楽しく読ませていただいてます。続きが気になるのですが、パスワードを教えていただけませんか? (2019年11月2日 20時) (レス) id: d8c3065569 (このIDを非表示/違反報告)
さわまる(プロフ) - とても楽しく読ませていただいております!続きがとても気になるのでパスワード教えていただけると幸いです(^^) (2019年10月31日 22時) (レス) id: e116b8cde1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こはく | 作成日時:2019年4月25日 22時