【らんま1/2】男溺泉に落ちた女がやって来た。

女で男で。 ページ9

恐れていた……ワケでもねえか。


　


まあちょっと嫌な予感が的中。


　


天道家の池に見事落ち、男になってしまった。


　


浅いからよかったが、びちょびちょだ。


　


　


　


あかね「ちょっと乱馬！？A大丈夫！？」


　


らんま「ってて……俺の心配はねえのかよ！あ、わりいA！立てるか？」


　


『あー、うん…。とりあえず降りてくれれば…』


　


　


　


…ん？


　


今、乱馬くんの声じゃなかったような…。


　


しかもなんか、見た目のわりに軽い気が…。


　


顔を上げると、目が合ったのは女の子だった。


　


　


　


『…え？』


　


らんま「…へ？」


　


あかね「…え、だ、誰！？」


　


　


　


あれ、この子…乱馬くん？


　


　


　


らんま「オメェ、誰だ？」


　


『…誰？』


　


らんま「…俺は、早乙女乱馬だ」


　


『…俺は、柊季Aだけど…』


　


　


　


もしかして…。


　


　


　


「『お前も呪泉郷で！？』」


　


　


　


あ、声が被った。


　


てことは、そうなんだ。


　


　


　


かすみ「あらあら…」


　


なびき「Aって、もしかして男溺泉とか言うのに落ちたの？」


　


『…まあ、ここに来る途中で』

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