【らんま1/2】男溺泉に落ちた女がやって来た。

居候先。 ページ15

『…ただいま』


　


「おー、おかえり！早速手伝っておくれ」


　


『あ、うん』


　


　


　


今日も繁盛している中国料理店、猫飯店。


　


俺の宛は、ここだった。


　


小さい頃親父と行った中国奥地にある女傑族の村。


　


そこで出会ったのが、このおばあさんとシャンプーという娘。


　


おばあさんのコロンさんは親父と知り合いらしく、俺とシャンプーもすぐに仲良くなった。


　


ワケでもなかった。


　


親父に言われるがままシャンプーと対戦し、見事勝利を収めたが“死の接吻”を受け、恐ろしい掟によって命を狙われた。


　


だが何度も立ち向かってくるシャンプーを返り討ちにするうち、ある事故が起こってしまう。


　


その事故の被害に遭ったシャンプーを俺が助けたことで、友人としてやっていくことができた。


　


そして今回、天道家を後にした俺はここを訪ね“店の仕事を手伝うこと”を条件に、居候させてもらうことになった。


　


　


　


「A！おかえりっ！学校はどうだったか？」


　


『あーうん…まあめんどくさいところなのは確かだな』


　


「乱馬には会えたか？」


　


『うん。あかねちゃんにも会えたし』


　


　


　


ホールで忙しなく動きながら俺と会話をするシャンプー。


　


俺も手伝いっと。


　


　


　


「はい、ラーメン2丁ね」


　


『ういっす』


　


　


　


2日間でどうにか運びなれたラーメンを客の前に持っていく。


　


あ、なんか腹減ったかも。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←再会。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す