今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:936 hit
小|中|大
5 ページ7
マリアベルはまだ陸に上がって数ヶ月。
自分も1年と少ししか陸で生活したことはないけれど、これでも一応先輩なのだ。
「じゃあ私はこれで。アズールに呼ばれてるの」
「はい、またラウンジで」
手には考案した新作メニューのデッサン、モストロ・ラウンジの評判を上げるために 写真映えするメニューを考えるように、とアズール直々に任されたのだ。
与えられた仕事はきっちりこなすべきである、のがヴェルヌの考えである。
「あ、ヴェルヌじゃん 何してんの?」
「何って…アズールに頼まれてた仕事よ。新作メニューを考えたの」
「何それ面白そうじゃん。オレにはそんな仕事任されてなかったけど」
「アンタはアズールのお守りをしてればいいのよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ