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マリアベルはまだ陸に上がって数ヶ月。


自分も1年と少ししか陸で生活したことはないけれど、これでも一応先輩なのだ。


「じゃあ私はこれで。アズールに呼ばれてるの」


「はい、またラウンジで」


手には考案した新作メニューのデッサン、モストロ・ラウンジの評判を上げるために 写真映えするメニューを考えるように、とアズール直々に任されたのだ。


与えられた仕事はきっちりこなすべきである、のがヴェルヌの考えである。


「あ、ヴェルヌじゃん 何してんの?」


「何って…アズールに頼まれてた仕事よ。新作メニューを考えたの」


「何それ面白そうじゃん。オレにはそんな仕事任されてなかったけど」


「アンタはアズールのお守りをしてればいいのよ」

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月17日 22時

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