境目3 ページ4
「まぁ、ということだ。
じゃあ選択してもらう。
"生きる"か"死ぬか"どちらか選べ」
「えぇ!?何そのすぐ選ぶ感じのスタイル!?」
「いいから選べ」
「そりゃ生き...!
ぁ...」
"生きる"と言おうとしたが、とあることを思い出し、言葉が出てこなかった。
とあることとは、死ぬ前に見た出久の浮気現場。
あんな場面を見て、これからどう一緒に生活すればいいってのよ。
「...」
「あれ...なんか」
寒い...。
突然、冷蔵庫に入ったかのように体が冷えだした。
手で腕を摩るものの、全然温まらない。
すると、男は私の前で向かい合うように屈んで
自身のスーツを私に掛けてくれた。
そして、いいか、と何か言い始める。
「霊っつーのは感情に敏感なんだ。
寒くなるのはお前が悲しいことを思ったからだ」
「そ、そっか。悲しいこと」
幽霊ってのは結構大変なのね。
気持ちによって温度差が変わるって...。
男は、スっと立ち上がる。
「まぁ、誰も今決めろとは言ってない。
と言って、遅くて良いわけでもない」
「うん」
「とりあえず、移動するか」
うん、と返事をして幽霊だから飛べると思って屋上から飛び降りようとしたら
腕を掴まれて、思い切り引っ張られた。
それから頭を叩かれたので、何で叩くのよ!?と怒鳴った。
「幽霊って飛べるんじゃなかったの!?」
「馬鹿か!!んなもんお前らの世界の勝手の空想だ!?
死ぬつもりか!?」
「死んでますもーん!!」
反抗し続けると、次は本気で頭上にゲンコツが飛んできた。
あぁ、もうこの人怖い〜。
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みより(プロフ) - 月影さん» 私が神だ...目覚めよイエス・キリストの者達よ...。とまぁ茶番を入れたところで、楽しみにしていてくださいね!!行ってらっしゃいでーーーす!!!! (2018年9月1日 0時) (
レス) id: dc39ce0bdb (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - みよりさん» 貴方様は神か……！さらに楽しみになりました！気遣いもありがとうございます笑よし！ならガンガン欲望出しまくりますね！いってきまーす！です！ (2018年9月1日 0時) (レス) id: 37f0bdcdb8 (このIDを非表示/違反報告)
みより(プロフ) - 月影さん» そうですよね〜あまり出久くん落ちありませんもんね。次の作品を書き終えたら出久落ちまた作ろうと思っています！！欲望出しまくっちゃってください笑正座待機してたら足痺れちゃいますって笑笑かっちゃんの方へ行ってらっしゃい！ (2018年8月31日 23時) (レス) id: dc39ce0bdb (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - みよりさん» それでわ！私はかっちゃんの方に飛んでいきますね(`･ω･´)ゞ頑張ってください！ (2018年8月31日 22時) (レス) id: 37f0bdcdb8 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - みよりさん» いやいや！出久くんと夢主とっていう組み合わせがなかなかないのでとても嬉しかったですよ！！次回作も…出久と夢主の恋愛が見たいなぁって思っちゃったくらいなんですよ！あ、すみません。つい欲望が……(´>∀<｀)ゝ任せてください！正座待機しながら応援しますね！ (2018年8月31日 22時) (レス) id: 37f0bdcdb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みより | 作成日時：2018年8月27日 18時
