20.>監視と驚愕 ページ21
「軍曹さん､またナッチーになにかしたんですか?」
呆れ気味にタママが聞いてくる｡
「吾輩ほんとに何もしてないんでありますよ!!
なのに夏美殿が急に吾輩を投げたんでありますよ!!」
「朝のことまだ怒っているんですかね〜?
てゆーか理解不能?」
「そうなんでありますよ!!本当に理解不能なんでありますよ!」
夏美殿の様子からして怒っているのは間違いなかった｡
でも､こちらからなにかしなければ不機嫌で帰ってきてもいきなり投げ飛ばすような真似はしなかった｡
「だったらここから夏美の様子を見ればいいでは無いか｡」
……!!
「それだぁぁぁぁぁ!!」
そう､今いるここはモニタールーム｡
日向家に無数に設置したカメラから日向家の様子が見えるのだ｡
「そうと決まれば……
クルル曹長ーー!!」
我が小隊の通信参謀を呼べばスピーカーから陰湿な笑い声が聞こえてきた｡
《ク〜クックックッ……お呼びかい隊長?》
「クルル曹長!モニターで日向家の様子を映してくれであります!!」
《ク〜クックッ…そうゆうことか……了解だぜぇ〜それに面白いことになってるからなぁ〜…》
「面白いことってなんですかぁ??」
《まぁ見てみれば早いぜぇ〜…ポチッとぉ⤴︎》
クルルの合図とともにモニターに映し出される日向家のリビング｡
そこには見慣れた顔が3人…とあと1人｡
見たことの無いペコポン人が居た｡
＿＿＿無意識に､思わず息を飲んだ｡
ちらっと見えるその横顔だけでも分かる
黒く美しい髪
髪と真反対の白い肌
まだ少し年相応の幼さもあるが大人びた整った顔立ち
それだけでも見惚れてしまうほどだが､
どこか寂しそうで､悲しそうで､儚い｡
触っただけでも壊れてしまいそうなほど｡
気づいたらその場にいる全員が
その少女から目を離せなかった｡
離せられなかった｡
広い宇宙のただのひとつの惑星の｡
ただの地球人の少女に｡
気が付くと､地球人だけでなく宇宙人までもが見惚れてしまっていた｡
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なちゅらる(プロフ) - 最近、ケロロ軍曹にハマったのですが、ハマってよかったなって思いました！主様の小説はとても面白いです。更新停止中ですが更新楽しみに待ってますね！ (2021年10月19日 23時) (
レス) @page30 id: d1210945eb (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - ほんとですか！？！待ってました！これからもよろしくお願いします！！ (2021年9月3日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！これからもがんばってください！！更新楽しみに待ってます！！ (2021年2月23日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
つーちゃん(プロフ) - ケロロ軍曹大好きなので見れてとても嬉しい限りです。楽しみにしてますので更新頑張ってください。応援してます!! (2021年2月22日 21時) (レス) id: 09f5140e94 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続きを待ってます！頑張ってください！ (2021年1月12日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来ケロ | 作成日時：2019年4月17日 10時
