18 >本当の出会い ページ19
自分でも自分の言っていたことに驚いていた｡
…どうして某蝶ネクタイ名探偵のようなことを言っているのだろうかと
正直､そこまで気になるのかと言われればそうでも無い｡
自分が勝手に話をしていたせいで夏美さん達は黙ってしまっている｡
＿＿＿＿＿あぁ、さすがに引かれたかな
「……そっ…そんなことないです!!」
謝ろうと口を開いたとき急に冬樹くんが声をあげた｡
……､えっ心読まれた…?
「不快になんて感じてないし…!!
それに…Aさんが言ってることも間違ってないから……｡」
あぁそっちか…びっくりした…｡
えっそれよりも…
「ちょっ!冬樹…!!」
「姉ちゃん､もうここまできたら誤魔化しようがないよ｡」
「そうですわ夏美さん｡それに私はAさんならきっと分かってくれると思いますわ｡」
「それに……
多分もう軍曹達､わかってるんじゃないかな…｡」
「「『……え？』」」
ﾄﾞｯｶﾞｰｰﾝ!!!!
その瞬間､大きな爆音と同時にリビングと廊下を繋ぐドアが吹き飛んだ｡
……!?吹き飛んだ!?
夏美さんと桃華ちゃんの悲鳴が聞こえたと思ったら吹き飛ばされたドアの向こうからピコピコという特徴的な音がした｡
「Aちゃん大丈夫!!?」
『わ､私は大丈夫です｡それより夏美さん達は大丈夫ですか?』
夏美さん達の方を見ると冬樹くんが驚いたのかのびていたが夏美さんと桃華ちゃんは無事だった｡
桃華ちゃんが冬樹くんの元へ駆け寄っていく｡
「ゲーロゲロゲロ!!」
…と同時に元あったドアのところからカエルのような高い鳴き声が聞こえた｡
「さすがは冬樹殿！よく分かっているでありますなぁ｡」
特徴的な喋り方で二本足で立っていたのは
カエルのような緑色の生物だった｡
しかも緑色のカエルだけでなく赤､黒､黄色という似たようなカラフルなカエルが並んで立っていた｡
状況が理解出来ず呆然としていると夏美さんがカエル達にゆっくり近づいていく
「……！夏美殿!!さっきはよくも……ぅゲロッ!!?」
…と緑色のカエルの頭をわしずかみにして
「………よくも…｡
よくもうちのドアを吹っ飛ばしてくれたわねこのボケガエルゥゥゥ!!」
「ゲロォォォ!!!」
カエルの悲鳴(?)が聞こえたと思ったら廊下の壁に緑色のカエルがめり込んでいた｡
『夏美さん…カエルさん達が怯えちゃってます…｡』
しばらく現状の理解が追いつかず
やっと発せた一言がそれだった｡
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なちゅらる(プロフ) - 最近、ケロロ軍曹にハマったのですが、ハマってよかったなって思いました！主様の小説はとても面白いです。更新停止中ですが更新楽しみに待ってますね！ (2021年10月19日 23時) (
レス) @page30 id: d1210945eb (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - ほんとですか！？！待ってました！これからもよろしくお願いします！！ (2021年9月3日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！これからもがんばってください！！更新楽しみに待ってます！！ (2021年2月23日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
つーちゃん(プロフ) - ケロロ軍曹大好きなので見れてとても嬉しい限りです。楽しみにしてますので更新頑張ってください。応援してます!! (2021年2月22日 21時) (レス) id: 09f5140e94 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続きを待ってます！頑張ってください！ (2021年1月12日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来ケロ | 作成日時：2019年4月17日 10時
