絶対的王者【RAMPAGE】

#16 ページ18

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陸『瑠唯...!?』

彰吾『何があったの...?』



驚きを隠せない陸さんと彰吾さんを見てると



LI『ﾁｯ...』

陣『なめとんのか...俺らのことを』



どんどん表情が険しくなってくLIKIYAさんと
陣さんを見てると


胸がしめつけられるように痛かった



『ごめんなさい...私が悪いんです』

陸『A...』

『ごめんなさい...ごめん...なさい....』



誰の顔を見ることも出来ずにうつむいて
ただ謝り続けていると


肩を掴まれて強引に顔を上げさせられて
無理やり腕の中へ引き寄せられた



壱馬『謝ったって起きたことは
無くされへんねん

やからAは堂々とせな
泣いとったら相手の思うツボやろ』

『壱馬...』

壱馬『その代わり1人で抱え込ませへん

俺らがAのこと支えてくから』



壱馬の腕の中は瑠唯さんの時とはまた違う
安心感があった

なんと言うか...瑠唯さんは包容力があって
すごく温かいけど


壱馬は力強くて身を委ねても安心できる



だから壱馬から発せられる言葉1つひとつが
すごく胸に残る


陣『まぁ確かに壱馬の言うとおりやな

ここで俺らが騒げば相手の思うツボや』

陸『被害を受けた瑠唯本人もあまり気にしてる
素振りは見せてないからね』

壱馬『やからあんまり自分を追いつめんな


ええな?』




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瑠唯『LIKIYAさん今回の狙いは...

本当にAだったんでしょうか?』

LI『....』

瑠唯『Aを狙えば必ず誰かが庇おうとする

それに気づいた誰かがただAだけを
狙ってるように感じるんです』

LI『瑠唯 頼んでいたものは?』

瑠唯『今日中には集まると思います』




まさか壱馬の腕の間から見えた2人が
こんなやりとりをしてるとは思ってなくて






？『許さない...お前だけは許さない...




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川村壱馬！！』





少しずつ危険が近づいてることに

気づかなかった






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気づくわけがなかった




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