【2j3j】ライバーだって恋をする

.　fw akn kid ページ8

fw


「ん〜……、」


明那さん達とのオフコラボから帰ってくると、特に会話をする訳でもなく、ただただ無言で抱きついてきます。頭を擦りつけられ貴方の服に彼の匂いがうつっていきます。

それから時間が過ぎ、「よし、」と満足そうに一言呟くと彼はようやく貴方から離れました。


「なに、どうしたの」


「んや、Aちゃんは俺のもんってやった」


どういうことだ、といまだに理解できていない貴方を見て彼は急に顔を近づけてきて耳元でこう言います。


「あんま、嫉妬させんでな」



akn


「くぅ……っ、俺だって……！」


テレビで出てきた俳優さんに貴方が「かっこい！」と言うと、対抗してきます。ですが、テレビに夢中な貴方はそれに気づいてなくて、とうとう拗ねてしまいます。


「明那くん……？え、ごめんて」


拗ねてる彼に謝りながら近づくと、彼は顔を上げ、貴方の頬に手を添えてきます。その顔にいつもの無邪気さはなく、どこか大人っぽいです。


「俺の方がかっこいいよね……？」



kid


「お、甲斐田の彼女ちゃんじゃん！」


「不破さん！こんにちは！」


本社に彼の忘れ物を届けに行った時に丁度不破さんにあった貴方。少し話していると、その様子を彼に見られてしまいます。


「Aちゃんとアニキ……？何してんの」


「あ、甲斐田くん！忘れ物届けに＿＿」


言い終わる前に彼に抱きしめられます。急な事に頭が追いついてない貴方を置いて彼は不破さんを睨みつけます。不破さんはそんな様子をニヤニヤしながら見てきます。


「アニキでもAちゃんは渡さないから……っ、」

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