絶対的エースの彼氏がイケメン過ぎる件。《３rd》

第116話 ページ24

- ̗̀⚠︎ ̖́- 解釈違い発生の可能性あり




年明け早々、俺の元にグッドニュースが舞い込んだ。

4月の新ドラマでジャニーズWESTの重岡大毅さんと共演することが決まったとのこと。

長い間俺の方から勝手に重岡さんと共演したい、なんて話をしていたのが現実となったらしい。

だけどまさか、がっつりのBLだとは思っておらず。俺BL作品御用達みたいになってない？需要ある？大丈夫？

しかも、2018.2019と続いたおっさんずラブ、という作品でメガホンを取った監督が俺たちの作品でもメガホンをとるとのこと。

｢と、なりました。｣

山田｢はぁ！？｣

俺がBL作品に出ることを断固反対している涼。まぁ、原因は前回のBL作品なんだけど。

｢今回はベッドシーンとかないし！ね？｣

山田｢よりによって重岡なのなんで？俺にオファーこないのは？｣

｢イメージがないんだろ、そういう。｣

俺にはそういうイメージがあるのか？なんて、自分で言っていて少し悲しくなる。

山田｢シゲは良い奴だから…惚れたりしないでね？｣

｢はは、なんの冗談？俺の眼中に涼以外が入るわけねぇだろ。｣

なんて言ったはいいが。

否、実際涼以外に恋慕なんて抱くはずがないし、実際に重岡大毅さんにそういう感情は微塵も感じない。

いや、それどころかこいつ…。

｢え？中島健人が恋人？？｣

重岡｢です。｣

噂程度に聞いていたジャニーズ内カップルの一角を担っていた。

｢なんで態々俺にそれを？｣

俺はパッと出の新人俳優。その事実を俺に話すメリットがないだろうに。

重岡｢あんたもこっち側やろ。｣

｢へぇ？｣

日頃はノンケを装ってる、なんて訳でもなく、ただ恋愛に興味が無い振りをしていたが、ここまではっきり確信を着いてくるやつは吉沢亮以来初めてだ。

｢ちょお、時間ある時飲み行きましょか。｣

重岡｢関西弁なんすね。｣

｢高校は関西やったんで。｣

俺たちが大の親友になるまで後少し。

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