忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者【忍たま】

★暗殺者★ ページ48

伏木蔵「それでですね〜！」

ｽﾊﾟｯ

与四郎「師匠！」

伏木蔵「ﾋｨｯ!」

伏木蔵君の話を聞いていたら弟子がお見舞いに来た

雫『よ…し…ろう…さん…』

与四郎「酷い怪我じゃねぇか！
無理して話さなくていいだーよ！！」

と良い私の手を握る与四郎君

ごめん。痛いんだが。

手、怪我してるんだが

与四郎「おら、師匠と喜三太に会いに来たんだ
だけどこんな事ばなってるなんて！」

そう泣く与四郎君に私は笑う

雫『だい、じょー…ぶ』

与四郎「師匠…！」

伏木蔵「これで拭いてください」

伏木蔵が与四郎君にティッシュを渡す

与四郎「あ、ありがとう」

私はやっと離された手を見る

あ、血が滲んでる

雫『ふ…しき…ぞー』

伏木蔵「？はい」

私は手を伏木蔵にみせる

伏木蔵「！あ、包帯変えますね！」

雫『あ…と…薬草』


ｶﾞﾀｯ

ｼｭﾀｯ

雫『み、なさ…ん』

伏木蔵が先生に呼ばれた瞬間天井から降りてきた忍達

昆奈門「全く…女の子がこんな傷を作って…」

包帯だらけになった私の姿を見て言う組頭

情報を拾うのが早いなタソガレドキ

雫『組、頭と…お揃い…』

尊奈門「ﾌﾟｯ…ｸｽｸｽｸｽｸｽ」

霧右衛門(父)「…雫…無事で良かった……！うわぁぁぁぁぁぁぁん！」

やっぱり兄は父似だな、うん

陣内「霧右衛門、気持ちは分かるが静かにしなさい」

陣内左ヱ門「そして尊奈門、笑いすぎだ」

相変わらず楽しそうで何よりだな


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