忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者【忍たま】

★暗殺者★ ページ46

「雫！」

「雫！！」

誰かが私を呼んでいる

起きなきゃいけないのに

居心地がいい暗闇の中

このまま「駄目起きてあげなさい雫」

ｯ!!

雫『誰？』

私はやっと目が覚めた

零作「雫！！！」

すると私に抱き着く誰か

零作「うわぁぁぁぁぁぁぁん！」

雫『お…兄…ちゃ…ん』

上手く喋れない

毒のせいか

伊作「零作、雫の傷が開いてしまうよ！」

零作「うぅ…あぁ…ごめん…」

それにしても私を誰が忍術学園に…？

利吉「驚いたよあんなに傷だらけで…」

壁に寄りかかり話す利吉さん

どうやら私をここに運んできてくれたのは

利吉さんらしい

仕事中だったが血の臭いに気づき

私を発見したらしい

雫『す、み…ませぇ…あり…がと…ございまぁ…す』

利吉「いや、大丈夫だ」


利吉(あの城の忍者は確か腕が立つことで有名…
なのになんであんなに倒れていたんだ？
それに手当てがしてあった
やはり雫が倒したとみていいのか…？
いやあり得ないまだ四年生だ
でも…だとしたら…)


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