忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者【忍たま】

★暗殺者★ ページ30

？「あ、市ヶ谷さん？」

授業が終わり木陰で何しようか目を閉じ考えていた時

正面から話しかけられ目を開く

すると雷蔵君がいた

いや、雷蔵君の双子の子か…？

雰囲気というか声が違うような…

あ、それに私のことを市ヶ谷さんと呼ぶって事は…

？「ﾌﾌｯ私が雷蔵か三郎か迷ってるのかい？」

ん？三郎？雷蔵君の双子の弟か兄の事か？

雫『えぇ。でも貴方は雷蔵先輩ではありませんね』

？「え？！…結構自信あったんだけどな〜」

と笑ってさりげなく私の横に座る彼

？「私は四年生の鉢屋三郎。よろしく」

と握手を求める彼の手に私は手を重ねる

雫『私は三年い組市ヶ谷零です。よろしくお願いします』

三郎「あ、なんで雷蔵じゃないと分かったんだ？」

あぁ

雫『まず、違和感を感じたのは
私の事を呼ぶ声と呼び方
そして次は笑い方、体格ですかね』

三郎「あちゃ〜、そこまでか〜」

雫『あ、というか質問良いですか？』

三郎「あぁ、良いよ？」

雫『雷蔵先輩と双子じゃないんですか？』

三郎「え？」


三郎「はははははははははははは！」

雫『はははははは！』

あれから会話が弾んだ

そして雷蔵君と三郎君は双子じゃなく

三郎君が雷蔵君に変装してるから顔が同じなんだとか

何だ、アニメ見たときそんな興味なかったから

普通に双子だと思ってたわ

三郎「あ、雷蔵！」

三郎君と話していると雷蔵君が通りかかる

雷蔵「あれ？三郎？雫ちゃんと居るの珍しいな」

と、言いながら雷蔵君がこちらへ歩いてくる

三郎「あぁ、そうだな
話したこと無かったから話しかけたんだ」

雷蔵「へー
あ、久しぶり雫ちゃん」

雫『はい、お久しぶりです雷蔵先輩』

右に雷蔵君、左に三郎、という形で

そしてまた会話が続いた


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