忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者【忍たま】

★暗殺者★ ページ20

ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

？

何処からか穴を掘る音が聞こえ、私はそちらに歩く

するとスコップの様な物で穴を掘る喜八郎君が居た

雫『穴掘り好きなんですか？』

喜八郎「！！い、いつの間に！」

知らぬ間に後ろにいた私に驚く喜八郎君

私は無意識の内に気配を消していたようだ

雫『驚かせてすいません』

あ、良いこと思いついた

雫『喜八郎、手伝ってくれますか？』

喜八郎「え？」


伊作「ぇ」

ﾄﾞｻｯｯ

伊作「えぇぇぇぇぇぇぇぇ？！！」

喜八郎君と二人で協力して作った落とし穴に

見事落ちてくれた伊作君に私達は口角を上げた

雫『だぁ〜いせ〜いこ〜う！』
喜八郎「だぁ〜いせ〜いこ〜う！」


仙蔵「ぁ」

ﾄﾞｻｯｯ

仙蔵「誰だ！こんな所に落とし穴を掘ったのは！」

雫『はーい！私達でーす！』

喜八郎「ただの落とし穴ではありません
落花生２号です」

と、二人でハイタッチをして言う

仙蔵「おーまーえーらー！」

昔もこんな風にターゲット落として笑ってたっけな〜

やっぱり(精神年齢が)大人になっても

遊び心は必要だよな！


喜八郎「また掘ろう！」ﾆｺｯ

と、笑う彼の頬に泥が着いていたので

私はそれを拭いてから微笑み返す

雫『もちろん』ﾆｺｯ

喜八郎「！！…絶対だよ」ﾆｺｯ


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