忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者【忍たま】

★暗殺者★ ページ19

伊作「いや〜嬉しいよ雫ちゃんが
保健委員会に入ってくれて！」

一年い組市ヶ谷雫

まずは保健委員会に入ってみた

兄からとても心配されたのだが何故だろう…？

あと兄から委員会の勧誘があったけど

兄は学級委員長委員会所属、

私のクラスには既に学級委員長がいるので

まぁ入れないだろ


伊作「ねぇねぇ」

薬草を磨り潰していると隣から声がかかる

雫『はい』

伊作「僕が一年生の時、
塗ってくれた薬草あるよね？」

あぁ…

そういえば忍術学園に向かう途中

道で転んでいた伊作君を手当てしたな

伊作「あれ何処で手に入れたの？」

雫『ぇ』

どうしてそんなことを聞くのだろう？

伊作「一年生の頃あの後すぐ
医務室行ったんだけど
先生や先輩方からとても驚かれたんだ
「その薬草を何処で？！」って」

え、そんなに貴重な薬草なん？

雫『あれは母が育てた薬草です』

そういえば昔…

▷▷▷

母「これはとても貴重な薬草でね〜
母さんとおばあちゃんしか作り方を知らないのよ！
そしてどんな傷や病でもすぐに治っちゃうのよ」

零作「え？！すげぇ！」

雫『ほぉ…』

母「ﾌﾌｯいつか作り方を教えるわね！」

◁◁◁

あの頃は信じてなかったけど

そんな凄い薬草だったのか

伊作「へぇ…お母さんは何してる方なの？」

雫『元くノ一です。
あぁ、表向きでは薬売りを』

伊作「薬売りか〜」

ｽﾊﾟｯ

伊作「！」

勢いよく障子が開き伊作君が肩を揺らす

零作「伊作！雫と何話してんの！」

雫『いや、委員会活動はどうしたの！』
伊作「いや、委員会活動はどうしたの！」

零作「！二人とも同時…そこまで発展したのか…
許しませんよ！お母さんは許しません！」

仙蔵「お前はいつお母さんになった！
こんなことしているばやい(場合)ではない！
各クラスに配る資料はまだ完成してないのだぞ！」

と、兄を引きずり去る仙蔵君

仙蔵君がお母さんな気がする


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