忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者［二］【忍たま】 (ページ5)

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★暗殺者★ ページ5

ここは医務室の隣部屋

伊作「うわぁぁぁ！」

つまり不運がよく聞こえる

不運が聞こえるって何だ？

とりあえず私と兄は医務室に行く

ｽｯ

零作「い、伊作…」

…大丈夫か伊作君

伊作「あはは…」

散らばってる薬草、タンスに寄りかかり

頭にこぶを作っている伊作君

なるほど、薬草踏んで滑ってタンスにぶつかったか

零作「大丈夫かよ、伊作」

兄が伊作君を起き上がらせている間に

私は井戸から水をくんでくる

零作「ちょ、雫。
そんな重い物俺に頼めよ！」

私は首を振り、タオルを濡らし伊作君のこぶに当てる

…何で室町時代の末期にタオルあんだろな

とか思いながら次は薬草を片付ける

伊作「ごめんね雫。ありがとう」

そして私はまた首を振る

最近は喋れなくてもジェスチャーや表情で伝えている

その方が色々楽だからだ

って言っても寂しいけどな

いつ喋れる様になるか

★