忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者［二］【忍たま】

★暗殺者★　映画 ページ22

孫兵「消毒してください！」

汚い兵の手を噛んだから、と

ジュンコを持ち走ってきた孫兵君

…

雫『噛まれた人を連れてこようね？』ﾆｺｯｯ

そして噛まれた人を連れて来た八左ヱ門君

良くやった


そして続々と救護施設に来るタソガレドキ軍の兵

「嬢ちゃんどっかで会ったことないか？」

雫『無いですよ。ほらジッとして』

やべぇこの人父の忘れ物届けに

忍び込んだ時に倒した人だ

「なぁ何で俺達に親切にしてくれるんだ？敵だろ？」

何でってそれは…

雫『私が保健委員だから、ですよ』

あと薬売りの娘ね

伏木蔵「雫先輩、零作先輩が…」

勘右衛門君と仙蔵君に抱えられ運ばれてきたのは

零作「雫……」

兄だった

雫『お兄ちゃんどうしたの？！！』

フラついた足取りでこちらへ来て私の肩に顎を乗せる兄

仙蔵「単なる雫不足だ」

零作「俺ずっと雫と離れてたし…」

乱太郎「雫先輩、こっちもお願いします！」

雫『わかった！』

零作「ちょ、雫？！！」


ｺﾞｫｫｫｫｫ

ﾊﾞﾝﾊﾞ､ﾊﾞﾝｯ

雫『？！』

なんか花火みたいな音が聞こえるんだが？！


怪我人が続出した戦は終わった様で皆和やかな雰囲気になっていた

それにしてもあの花火みたいな音は…？

伊作「雫」

雫『あ、伊作先輩、伏木蔵、乱太郎』

丁度包帯を巻き終わったところで伊作君達が来る

伊作「あの人、約束守ってくれたね」

雫『あ、そういえば』

そして何故か三人が同じ方向を向く

いや、何が見えるの？

伊作「ちょっとこなもんさん…」
伏木蔵「ちょっとこなもんさん…」
乱太郎「ちょっとこなもんさん…」

雫『いや、雑渡昆奈門さん』

伊作「あれ？そうだったっけ？」

まぁ凄い名前だもんな


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