忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者［三］【忍たま】

★暗殺者★ ページ46

は

久しぶりに頭が真っ白になった

雫『くそっ！』

半助「雫！」

私は忍者が現れた森の方へ走る

まだ走れば間に合う絶対！大丈夫！

雫『お兄ちゃん！お兄ちゃん！』

やだもう大切な人を失いたくない

すると待ち伏せていたのは組頭だった

昆奈門「雫、行くな」

雫『通してください』

昆奈門「今通したら後悔することになる」

そう組頭が言った瞬間、私は煙玉を投げた

昆奈門「雫！」


まだ森を抜ける前、私は止まった

止まった理由は

タソガレドキ忍者隊が傷だらけで倒れていたからだ

雫『ｯ…』

酷い血の臭いで倒れそうになる

昆奈門「…運ぶのを手伝ってくれ」

雫『追うのはやめろと？』

昆奈門「陣内と霧右衛門が既に追っている」

雫『…』


無言で忍者隊の手当てを医務室でする

保健委員会が久しぶりに集まり

気まずい状況ではあるが

私はそれどころじゃなかった


大切なものは失ってから気づく

私は知らぬ間に兄に執着していたようだ

もう何も考えたくない

そう思った瞬間私は意識を失った


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コメント 一件

ありがとうございます！
(増えたぁぁぁぁぁぁぁぁ！
そしてコメントありがとうございます！！！)
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