忍術学園四年生の中身は令和からの暗殺者［三］【忍たま】

★暗殺者★ ページ25

？「やめてください！
ナメクジさん達を離してください！」

！

留三郎「天女様はナメクジが嫌いなんだ
だからナメクジなど要らない
それにこれは天女様からの命令だ」

喜三太「そんなっ…」

雫『天女様が嫌いだからって
ナメクジさん達の命を？』

雫『しかも命令』

私は留三郎君に向かって歩く

喜三太「師匠先輩ぃ…」

留三郎「なんだ市ヶ谷雫」

私は留三郎君の手にある壷を取る

留三郎「あ」

そして喜三太に渡す

喜三太「ありがとうございますぅ…」

雫『うん、さ、逃げて』

喜三太「え、でも」

雫『大丈夫』ﾆｺｯ

喜三太「ｯはい！」


留三郎「何故邪魔をする」

雫『ねぇ留三郎先輩
天女様の為ならナメクジさん達を殺すんですか？』

留三郎「あぁ」

雫『じゃあつまり』

私は自分の苦無を留三郎君に持たせ

その手を私の腹へ向かわせた

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

雫『人間でいうとこういう事ですよね』

留三郎「！」

もっと深く苦無を突っ込む

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

留三郎「おまっ」

雫『命令、つまり
人間でいうと天女様はこうしろと』

留三郎「ｯｯ！」

私はもっと深く苦無をやろうとする

留三郎「ｯ」

が止められる

留三郎「お前どれだけ自分の体傷つけるんだよ」

苦無と共に崩れ落ちる留三郎君

留三郎「もっと他の方法あっただろｯ」

留三郎君の瞳は光っていた

だけではなく涙も流していた


零作「流石我が妹！…だけど！」

零作「自分の体をもうちょっと大切にして？！」

雫『努力はする』

零作「努力だけじゃ駄目！」


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閲覧 三千越え
コメント 一件

ありがとうございます！
(いや〜毎回毎回コメントありがとうございます！
お気に入りもhitも増えてるし
もうヤバイヤバすぎる)
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