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高らかに響く笑い声。
胸に広がる絶望に、我ながら何を期待してたのかと笑ってしまう。
べたりとひっついた制服のシャツが気持ち悪くて、毛先を滴る水滴が氷のように冷たくて、扉の外で好き勝手繰り広げられる会話が心地悪くて、この期に及んで私はまだ彼の手を待ってたんだ、なんて、私だってそんなのバカみたいだって嗤ってしまう。
しばらくドンドンと扉が揺れていたけれど、十分ほど押し黙っていると、飽きたのか揺れが納まった。
パタパタと足音が遠くに消えていく。
ただ今の状況を確かめるように、そっと濡れた髪の毛に両手で触れれば、視界に入った自分の手が震えていることに気がついた。
もう外に彼らがいないことは気配でも足音でもわかったが、それでも私は外に出られなくて、それからどれくらい経ったのか、ようやく立ち上がって、扉の鍵を開けた。
重たい身体を壁につく手でかろうじて支えながら、廊下へ出る。外に足を踏み出した時ふらりと傾いた体は、なにか硬くて暖かいものに受け止められた。
顔を上げたとき、そこで目に映ったのは、あまりに優しく、そして痛々しく笑う彼だった。
「ごめん……、遅かったよね……」
「……………………ジョシュア先輩……、……なんで……」
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。(プロフ) - クマ！さん» そう言って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです…！！続きも楽しんで頂けるよう頑張ります！ありがとうございます🥰 (2022年9月29日 3時) (
レス) id: 54815ccb82 (このIDを非表示/違反報告)
クマ！(プロフ) - このお話凄く好きです(๑˃̵ᴗ˂̵) 更新楽しみにしてます😆！ (2022年9月28日 23時) (レス) @page28 id: d3bc43a704 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 凌さん» すみません、確認不足でした💦 ご指摘ありがとうございます！助かりました！！ (2022年8月15日 10時) (レス) id: 54815ccb82 (このIDを非表示/違反報告)
凌(プロフ) - お-リ-ふ-ラ外しましょう (2022年8月15日 8時) (レス) id: 10600dccf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。 | 作成日時：2022年8月14日 2時
