20(JHside) ページ20
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「なにやってんの？」
「え？ああ、いや、Aがさ、」
「ああ、ほんとだ。てかジョンハニ、ほんとにAちゃん好きだよね」
「ええ、そうかな？」
ジョシュアはやれやれとでも言いたげな顔で俺を見ていた。
スンチョルが「3回決めた！」とドヤ顔でコートから戻ってきて、ジョシュアとハイタッチして入れ替わる。
もう一度Aを見ると、なんだかそわそわ辺りを見回していて、落ち着かない様子でいた。上手い人の観察でもしてんのかな、なんて、俺もボールを構えてAに向かって見せる。
そのとき、Aの後で並んでいた人のボールがやけに強く跳ね返って、その軌道を追い思わず目を見開いた。
「A！！！！」
強くAの額にぶつかったボールに、彼女は頭を押さえて、それからうずくまるようにその身体が床に倒れ込んだ。目の前がチカチカ真っ白になって、スンチョラたちに名前を呼ばれていることに気づいたのは、もう身体が動き出した後だった。
ネットをちぎるような勢いでくぐり抜けて、集まる生徒たちを掻き分けるように近づくと、倒れたその身体に向かって手を伸ばす。
抱き上げた身体はぐったりとしていて、最後に薄く開かれた瞳に、俺は映っていたのだろうか。
周りの声も、突き刺さる視線も気にならなかった。
ただAに何もありませんようにと、それだけを願いながら保健室に走った。
(頭を打って脳しんとうなど起こしている場合本当は動かさない方がいいらしいので良い子はまねしないでください…())
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。(プロフ) - クマ！さん» そう言って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです…！！続きも楽しんで頂けるよう頑張ります！ありがとうございます🥰 (2022年9月29日 3時) (
レス) id: 54815ccb82 (このIDを非表示/違反報告)
クマ！(プロフ) - このお話凄く好きです(๑˃̵ᴗ˂̵) 更新楽しみにしてます😆！ (2022年9月28日 23時) (レス) @page28 id: d3bc43a704 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 凌さん» すみません、確認不足でした💦 ご指摘ありがとうございます！助かりました！！ (2022年8月15日 10時) (レス) id: 54815ccb82 (このIDを非表示/違反報告)
凌(プロフ) - お-リ-ふ-ラ外しましょう (2022年8月15日 8時) (レス) id: 10600dccf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。 | 作成日時：2022年8月14日 2時
