美しい・・・ ページ6
(はー、仕方ないか。一応、私をかくまってくれるみたいだし。
感謝はするけど、強引すぎ!)
「わかりました。お世話になります。これからよろしくお願いします。」
「うむ。では早速、山本シナ先生、あとはよろしくたのむ。」
学園長先生が呼びかけるとどこからともなく、山本シナ先生?があらわれた。
「わかりました。」
(なんだ、この美しすぎる美人さんは!)
私があっけにとられていると、山本シナ先生?が近づいてきた。
「知っているかもしれないけど、私は山本シナと申します。これから、天女様のお世話をさせて頂
きます。どうぞよろしくお願いします。」
そういうと深々と頭を下げてきたので、
「あ、あの、そんなあなたが頭をさげるほど私、偉くないですし、敬語なんて使わなくても・・。
それに、お世話にはなりますが、大体自分でするつもりなのでお世話係みたいな言い方、やめてく
ださい。」
と、私も頭を下げた。
「天女様こそ頭を下げるなんて・・・。しかし、その願い聞けません。他に何かありませんか?」
(願いと言われても・・・。てか、この人も、はりつけたような笑顔だな。一瞬揺らいだようにも
見えたが、また元に戻った。なんだか、苦しそう。)
「あの、それなら、思いっきり笑ってください。思いっきり泣いてください。思いっきり怒ってく
ださい。思いっきり悲しんでください。感情を押し殺さないでください。我慢をしすぎないでくだ
さい。自由のままにいてください。これが、私の今の願いです。聞き入れてもらえますか?」
そういうと、山本シナ先生の目から涙が流れた。
「もう、我慢しなくていいんですか?」
「はい。」
それを境に、山本シナ先生は泣き崩れた。
誰が見ても、美しい姿。
しかし、その涙には、憎しみ、悲しさ、怒り、苦しさ、が詰まっていた。
(この人を、ここまで追い詰めるなんて・・・。何があったの?)
私の中に怒りが芽生えたのであった。
74人がお気に入り
「忍たま」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクヤ(プロフ) - 川雪結愛さん» こちらこそありがとうございます!!そう言ってもらうと、少し自信がつきます!本当にありがとうございます!! (2019年12月20日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
川雪結愛(プロフ) - 夢主が拒否ってるところがめっちゃかっこよかったです!忍たま乱太郎は、そんなに知らなかったけどめっちゃ興味持ちました。こんな素敵な作品ありがとうございます。続編いかせてもらいます! (2019年12月20日 15時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - ルカさん» あと、w←これはちょっとした手抜きです。すいませんm(_ _"m)これからは、(笑)←これをきちんと使います!ご指摘とコメント、ありがとうございます! (2019年11月22日 12時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - ルカさん» 素敵な作品だなんて////ありがとうございます!そうですよね。戦国時代の人だって言いませんよね。でも、前にも天女?は来ている設定なので、天女から聞いたということで!あと、黒崎に説明するために! (2019年11月22日 12時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - もう一つすみません。w←これ会話文に付けていると、ふつーに変ですよ。 (2019年11月22日 1時) (レス) id: 12904ea3d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ