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究極の選択 ページ41

「待って!」


私は、とっさに少年の手首をつかんだ。


そう。つかんだのだよ!


ここまではまだよかった。


次からが問題だよ!


私に手首をつかまれた少年は、不安定な態勢だったため、当然のごとく、バランスを崩す。


そして、バランスを崩して、私の方に、倒れてくる。



そして、事件が起こった。



少年の唇と私の唇が触れ合ったのだ。



ドサ


私は、少年の下敷きにされるように倒れた。


(私、またもやキキキキ、キス、をしてしまったのかー!!/////)


私が恥ずかしさのあまり、顔を手で隠していると、その少年が私の手を無理やり顔から離してき

た。


「ちょっと、天女様?なに自分から仕掛けてきてるのに、恥ずかしがってるんですか〜?」


「ち、違う!これは、れっきとした事故だ!私だってしたくてしたわけじゃない!!

というか、重たいからのいて。」


少年はずっと私の上に乗って、動こうとはしなかった。


「それじゃあ、なんで僕の手首をつかんだの?

こういうことになることまで予想した行動だったんじゃないの?」


「そんな予想、誰がするか〜!!

ただ単に、君に逃げられてはもう私は助からないと思ったからだ!」


「ふ〜ん。まー、そういうことにしといてあげる。じゃっ。」


そういって、少年はまたもや、出ようとしていた。


「だから、待ってって!」


またもや、少年の手首をつかんだ。


私も一応、学習というのをしているので、今回はあまり力を入れなかった。


「だからなに!また、キスしたいとでも思ってるわけですか〜!しつこいですよ〜!

というか、今さっきから思ってたんだけど、天女様って力、強くない?本当に女の子?」


「失礼な!れっきとした女子だ・・・・・よ・・・・」


私が話していると、少年が急に思いもよらぬ行動をしてきた。


私は、なにがなんだか理解が追い付かず、理解するのに数十秒もかかった。


「あ、ほんとだ〜。女の子だね。」


「ぎゃぁーーーーーーーー!!」


私は赤面になり、胸を隠すようにしゃがんだ。


すると、少年が笑い出した。


「天女様、いろいろと面白いよw気に入ったww天女様に選択肢をあげるよ。」


私は、涙目になりながら、少年をにらんだ。


「別に大したことじゃないよ。

僕の犬になるかこのままここで命を落とすか。

選ばしてあげるよ。さぁー、どっち?」



究極の選択を迫られたのだった。

どれも嫌だよ!→←興味がない



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設定タグ:忍たま , 天女
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アクヤ(プロフ) - 川雪結愛さん» こちらこそありがとうございます!!そう言ってもらうと、少し自信がつきます!本当にありがとうございます!! (2019年12月20日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
川雪結愛(プロフ) - 夢主が拒否ってるところがめっちゃかっこよかったです!忍たま乱太郎は、そんなに知らなかったけどめっちゃ興味持ちました。こんな素敵な作品ありがとうございます。続編いかせてもらいます! (2019年12月20日 15時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - ルカさん» あと、w←これはちょっとした手抜きです。すいませんm(_ _"m)これからは、(笑)←これをきちんと使います!ご指摘とコメント、ありがとうございます! (2019年11月22日 12時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - ルカさん» 素敵な作品だなんて////ありがとうございます!そうですよね。戦国時代の人だって言いませんよね。でも、前にも天女?は来ている設定なので、天女から聞いたということで!あと、黒崎に説明するために! (2019年11月22日 12時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - もう一つすみません。w←これ会話文に付けていると、ふつーに変ですよ。 (2019年11月22日 1時) (レス) id: 12904ea3d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクヤ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月29日 17時

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