【rkrn】天女様、頑張ります！

嫌です！ ページ5

(おわ！)


そこには、しわっしわのおじいちゃんが座布団の上で正座をしていた。


「えっと、おじいちゃんが学園長先生ですか？」


「そうじゃ！天女様よ、まーそんなところにつったとらんで、ここに座りなさい。」


そういって、学園長先生は前にある座布団をトントンとたたいた。


そこに、座ってから学園長先生が話し始めた。


「天女様、早速じゃが、おぬしにはこの忍術学園の生徒になってもらう！」


(は？なになに、このおじいちゃんお年のせいで、頭がちょっと・・・。)


意味が分からず、ポカーンとしていると、


「まあ、おぬしら天女様は、どうせすぐに忍たまたちに殺されると思うし・・・。」


(小声で恐ろしこと言い始めたー！てか、今さっきから気になっていたこと、この際だから言って

しまおう。)


「あのー、さっきから気になっていたんですけど、天女様って何のことですか？私のことを、天女

様とおっしゃっていますが、私の名前は黒崎Aです！(まあ、この際タイムスリップしたこと

はもういいとして)あと、なぜ私はこの忍術学園？というところの生徒にならなければいけないの

ですか？」


「おぬし、うれしくないのか？おぬしの大好きな忍たまの近くにおれるのじゃぞ？」


「いや、全然です。というか、おかしくありませんか？一回もあったことも見たこともない忍た

ま？を好きとか・・・ありえません！」


学園長は、少し驚いた顔をするも、気にした様子はなく勝手に話を進めていった。


「まー、何はともあれおぬしがここで生徒となるのは決定事項じゃ！」


私はすぐさま反対した。


「生徒だけは、嫌です！ここって忍者を育てるみたいなところですよね！それって、すんごい運動

できる人ばかりですよね！そんなの無理です！まだ勉強はいけたとしても、運動は無理です！」


「そんなに言うなら実習の時だけ事務の仕事を手伝いなさい！あとは、生徒として授業を受けるこ

と！これ以上は拒否を許さぬ！」


(なぜ切れ気味！それに、嫌だと言っているのに・・・・！)

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