中島 春香 2 ページ3
幸い命に別状は無かった。
捻挫で済んだらしい
そこから両親と家に帰って夜ご飯を食べお風呂に入りそして寝た
次の日、4時ぐらいに起き
制服に着替えご飯を食べ
“進路希望”のプリントに[中島春香]と書き
希望のところには無しと書いた。私は高校出たら東京に出て働くつもりだ
別に絶対に大学に行かないといけないとは言われていないし私も行く気は無い
今の私は「将来どうするんだろう」とかしか心配していない
別に不良と付き合ってもいいし
お金が少なくてもいい
生きられたらどうでもいいのだ
“死にたい”その感情は今、心にはあるだが将来
“死にたい”その感情は無駄な物になる
言い切れたことでは無いが私の予想だ
8:15
遅刻だ
私はカバンを手に取り“進路希望”のプリントを手に取り
「行ってきます」そう叫んで
家から出た
私は走りやっと学校に着いた
私は息を整えながら上履きに履き替え、教室に向かった
上履きは黒のインクで塗りつぶされていて所々破れている
【3ーA】
ついに自分の教室の前に来てしまった
今日は何をされるのだろう
不安になりながらも心の中で[大丈夫、大丈夫]と唱えていた
そして私は勇気を出して教室の扉を開いた
すると、ボフッと音を立て私の頭の上に何かが落ちた。それと同時に白い粉がまった
「ごほっごほっ」
私は咳をして
何も無かったかのように席に着く
みんなは呆然と口をあんぐりと開いていた
それが気に入らなかったのかクラスのリーダー的な女子が私に廊下のバケツをかぶせた
廊下の水は廊下掃除の人が使うバケツで3週間に一度洗えば良いと言う事になっていて今日は3週間目の金曜日だ
私はびちゃびちゃになった。
そして私はそれが悲しくてつらくて
限界が来、教室を飛び出し屋上に走った
教室には「キャハハ」とか「ワハハ」とか笑い声が聞こえて来た
そして私は屋上に着き
空を見上げた。
空には雲一つなく満天の晴れ空だった
その時だった
ガチャと音がした
ドアに近寄りドアノブを回すが開かなかった
私はドアをドンドン叩き
「誰かいませんか!?」
と叫び続けた
そして1時間ぐらい扉を叩き続けた
手を見るといろんなところが紅く染まっていた
私は諦め、屋上に寝転がり空を見上げた
「空は綺麗だな…」
そう呟き
____眠りについた
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作者名:雪乃瀬 鏡華(元、雪乃瀬 沙奈) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/agjpd/
作成日時:2018年9月30日 16時