出会い5 ページ6
『…あ、テレビ…。』
付けっ放しにしておいたテレビには、相変わらずのコナン君達が映っている。
安室さんがいないのに気づかないのかな？
ポアロで楽しく話しているコナン君に、梓さんが喋りかけている。
安室さん…自体がいなくなってしまったかのようだ。
安室「…コナン君達…元気そうですね。それにしても何故僕…？」
赤井で良かっただろ、と呟く安室さん。
ズキリ、と胸が痛む。それは──安室さんはやはり私と暮らすのが嫌だったから？
考えるだけ無駄だ。私となんか暮らしたい人などいるわけない。
私は安室さんの一言を聞かないふりをして、テレビの電源を無言で切った。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
安室「あの、ほんとにお金…大丈夫ですか？」
カゴの中身を見て不安そうな顔をする安室さん。
「ないと困るから。お金は心配しないで。」
日用品や、男物の服などを買いに来ている私達。
枕やシーツなどは家にあったから、平気だろう。
ベッドももうひとつ買わなければならないが、今日はさすがに買えない。こんな時間だし。
外に出るということは、安室さんという人気キャラがこの世界に何故かいる！！と色んな人にバレてしまう…と不安だったのだが、不思議なことに誰一人、安室さんを見てもびっくりしなかった。
安室「…ほんとにありがとうございます。」
少し頬を赤らめてはにかんだ安室さん。
それは本心なの？組織で鍛えた偽りの顔なの？
アニメでは大好きだった安室さんだが、いざこうして暮らすことになると、たくさんの不安があるんだな、と感じた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
安室side
今日も疲れた…。
いつも通り今日はポアロでの仕事だ。
昨日は公安での仕事だったし、このところ休みがなかったものだから、かなり体に来た。
シフトは午前だけの予定だったが、午後にコナン君達が遊びに来るというので、こうしてコナン君達を待っている。
梓さんは買い出しに行ってしまっているし、お客さんはピークを迎える昼が終わっているので、一人もいない。
少しくらい休んでもいいよな？
働かないといけないけれど、まぶたはもう下りてきている。梓さんが起こしてくれるさ。そう思って、眠りに落ちた。
が──
安室「……。」
どこだここ。
知らない部屋と知らない女。
さっきまで僕はポアロにいたはずだ。
誰が？こんなところに運んできたんだ？
組織か？そう疑ったが、その思いはすぐに打ち消した。
…"東京"
(文字数あれなんで次行きます！)
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雅みんと(プロフ) - シンアさん» わぁぁぁ！ありがとうございます！！頑張ります！！ (2019年5月4日 19時) (
レス) id: 85ad78b0b8 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年4月21日 19時) (レス) id: f6e4c29514 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - イブさん» わああ！！物凄く嬉しいお言葉です！そう言われるとやる気出ました！！笑笑 (2018年8月8日 19時) (レス) id: e91668a119 (このIDを非表示/違反報告)
イブ - 早く続きが読みたいです。 更新頑張ってください (2018年6月5日 10時) (レス) id: be0a1a1bcb (このIDを非表示/違反報告)
安室透･みんとちょこ(プロフ) - ゆうさん» はじめまして！！お返事遅くなってしまいすみません^^;安室さんと寝る…えへぇ。ドキドキしてください☆更新頑張ります！！ (2018年4月17日 17時) (レス) id: 6a5f9af133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安室透・みんとちょこの狐 | 作成日時：2018年3月22日 16時
