出会い15 ページ21
『んあ…』
窓からの日差しに目が覚める。
安室さんがいないな、と思えばキッチンから物音が。
…今のうちに着替えるか。
*
『おはよ、あむ…零!』
安室「おはよう。A」
え、安室さんが敬語じゃない。
『零、朝ごはん有難う!』
安室「…敬語じゃなきゃ、やっぱ嫌?」
『…敬語じゃない方がいい。なんか、本当の零みたい!』
私も敬語じゃなかった、とぺろりと舌を出した。
*
『やっぱり、零はお料理上手いよね〜。一流シェフにも負けないよ〜』
安室「からかわないでくださいよ!笑」
『そのセリフ懐かしい〜』
安室「なんか嬉しい。俺の台詞とか覚えてくれているだなんてさ」
『勿論覚えるよ!だってだいす…』
うまい具合に、安室さんに誘導されてたのか!
後から顔が真っ赤に染まる。
安室「ふふ、本当、面白い。」
目を細めて笑った安室さんの顔は、今度は偽物ではなかった。
*
あれから、何日か経ち、随分と親しくなった私たち。
安室さんもよく笑うようになり、私もよく色んなことを打ち明けたり、一緒にどこにでも出かけるようになった。
どこにでもって、あっち系はないからね?
安室「あのさ、水族館行かないか?」
突然、水族館のお誘いに、びっくりする私。
『勿論いいけど、なんで?』
安室「? 水族館、なんか良いかなって思ったんだ。」
首を傾げるときにぴょこってなる癖毛がとてつもなく可愛い。
それより、水族館なんて…
デートみたいだ。
NEXT→勿論デート?
84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「安室透」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雅みんと(プロフ) - シンアさん» わぁぁぁ!ありがとうございます!!頑張ります!! (2019年5月4日 19時) (レス) id: 85ad78b0b8 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年4月21日 19時) (レス) id: f6e4c29514 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - イブさん» わああ!!物凄く嬉しいお言葉です!そう言われるとやる気出ました!!笑笑 (2018年8月8日 19時) (レス) id: e91668a119 (このIDを非表示/違反報告)
イブ - 早く続きが読みたいです。 更新頑張ってください (2018年6月5日 10時) (レス) id: be0a1a1bcb (このIDを非表示/違反報告)
安室透・みんとちょこ(プロフ) - ゆうさん» はじめまして!!お返事遅くなってしまいすみません^^;安室さんと寝る…えへぇ。ドキドキしてください☆更新頑張ります!! (2018年4月17日 17時) (レス) id: 6a5f9af133 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:安室透・みんとちょこの狐 | 作成日時:2018年3月22日 16時