そろそろボクも進化してみるってか ページ24
順平達が帰宅してからすぐ
ボクはただひたすらに東堂くんに相手をしてもらい鍛錬に励んだ、その成果だろうか
｢最近動きにキレが入ったな！何かいい事でもあったのか？｣
『ちょっと違うな、自分の理性を保つためにぶつけてん…の！』
｢……ッ？！…ははっ！ナイスだ師匠……ッ、この俺に痛みを感じさせる一撃を入れるなんてな！｣
『それはどうも。これ1本とったって事でいい？』
｢あぁ、この勝負は俺の負けだ！｣
東堂くんからも3回やって1回は確実に1本取れるようになった
前まではいい所まで入っても途中でボクがバテていたのだ
｢随分男らしくなったね、柊くん｣
『あ、桃ちゃん。男らしいボクは嫌い？』
｢いや、なんかそっちの方が爽やかでいいよ。前までは変に甘ったるかったから｣
『えぇ〜酷いなぁ』
｢それに…今の方が私好みに筋肉がついてきてて結構いい……ッ｣
『桃ちゃん？？？』
スポーツドリンクを飲み干してゴミ箱に捨て
最近随分と涼しくなった夏の気候に感謝した
少し前までは鍛錬の後は暑すぎて桃ちゃんにわざわざ風を起こしてもらってたくらいだ
｢なんだ柊、また鍛錬してたのか？｣
『あ、加茂くん。加茂くんもあとでやる？』
ふと廊下を通って部屋に戻ろうとしていれば、すれ違った加茂さんに声をかけられる
彼とは東堂くんが任務の際にトレーニングな付き合ってもらうなどして
ここに来たばかりの時よりはかなりいい交友関係を保てている
｢あの東堂から1本取るような君と殴り合いはしたくないね、術式使用を含んだ勝負なら受けて立とう｣
『お、いいね〜それ。久々に術式使うしちょっと試したいことあるんだよねぇ〜、ってことで桃ちゃん！審判たのんでいい？』
｢はぁ……仕方ないな、今度また服選びとメイクとか諸々やってくれるならいいよ｣
『勿論！そんな事でいいなら是非やらせてもらうよ！』
無事交渉も成立し、術式の使用ということで一応歌姫先生に許可を貰ってから
ボクらはグラウンドへと移動した
『ちょっと思ってたんだけど、加茂くんのその制服動きにくくないの？袖とか』
｢和服は着慣れているから問題ない。それより君はそのシャツ1枚なんていう防御の欠らも無い服装でいいのか？｣
『お、言うねぇ〜、まぁ1回やってみようよ』
｢怪我の有無は保証しないぞ｣
ボクらが構えをとり数秒
桃ちゃんの合図により加茂くんが地面を駆け出した直後
ボクは両手で印を結んだ
『鎮魂響歌術式 術式順転 虚魂蘭華』
わかるような分からないようなやっぱり納得できないような→←夜ノ暗闇八全弖ヲ隠図
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紅丸(プロフ) - arnkm46561さん» リクエスト承りました！何件かリクエストが溜まり次第一気に書かせていただきます！ (2021年3月9日 7時) (
レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
arnkm46561(プロフ) - リクエスト失礼します！ 一つ目 夢主くんの女体化&猫耳 が見たいです！無理なら構わないです！ (2021年3月9日 7時) (レス) id: 01b2c0f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - 自分も何週間前にありました！。吐きそうなくらい緊張しました！((おい。受験頑張ってください！ (2021年3月4日 21時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
うんうん - いってらっしゃい！です！私は来年ですが頑張ってください！ (2021年3月4日 20時) (レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 私もです！！お互いに頑張りましょうね！！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅丸 | 作成日時：2021年3月1日 20時
