わかるような分からないようなやっぱり納得できないような ページ25
「な……ッ?!血が…操れない…」
『お、成功したか〜』
自身の血液を操る加茂家相伝の術式、赤血操術
凡庸性も高く、攻撃力も高い
だがその分、術式を使う際は強く魂を揺らす
まぁ当たり前だ、体の一部を呪力とリンクさせるのだから
「えっと……これは、加茂くんの負け…だよね」
「…悔しいが、今のAと素手での勝負は愚策だ…負けを認めよう」
『やった〜!ってことで加茂くん、ラーメン食べに行こ、加茂くんの奢りで!』
「そんな交渉1度もしていないが?!それに、今思えば私は柊の術式を知らないのだが…」
「あ、そういえば私も知らないな。上手い具合にそらされて結局私たちの術式は見せちゃってるけど…一応柊くん東京校の生徒だし…」
2人の眼光がギラりと光る、あ…もしかしたらこれ……ヤバいやつじゃ…
『ぼ、ボク!ものすっごい野暮用を思い出したからお暇させていただきますわね〜!!おほほほほほ!!!』
「柊くんって感情が高ぶるとキャラブレるよね、というか私の箒から逃げられると思って…」
「いや、逃げられてるぞ。なんだあの速さは、人間か?」
「嘘でしょ…もしかしなくても私達…上手い具合に東京校に情報渡しちゃった…?」
「あぁ、今や柊はこの高専の生徒の術式をほぼ網羅しているからな…」
2人が諦めてため息を着く中、Aは部屋へと走り去ろうとしたところを
歌姫に呼び止められ、ひとつの依頼を受けていた
※
※
※
『へぇ、廃病院に……』
「はい、先程2名の2級呪術師が派遣されましたがその後連絡がなく」
補助監督さんの送迎車のなか、任務内容を再度確認する
歌姫先生に任されたのは廃病院の呪霊退治の任務だった
なんで京都校の任務をボクがやるんだと聞けばボクは東京校にいる時間より
京都校にいる時間の方が多いから仕方ないとよく分からない理由で丸め込まれた
『一応聞くけど、ボクがまだ4級認定なのは分かってます?』
「承知しています。ですが今回は東堂くんの推薦により貴方を任務に派遣しました」
あんの野郎なにしてくれてんだぁぁぁ〜ッ
廃病院でしかも2級呪術師がやられるって絶てぇやばいじゃん
ボクこれ死なないかな……
「念の為、30分が経過しても柊さんが出てこなかった場合は、準1級以上の呪術師が派遣される手配が済んでいます」
『それ最初からそっちに頼めばいいのでは…』
「すいません…僕ではどうにも…」
とりあえず東堂には今度間違った告白知識を刷り込んでやる
みんなこの鎌の存在忘れてたよね?ボクも忘れてた☆→←そろそろボクも進化してみるってか
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紅丸(プロフ) - arnkm46561さん» リクエスト承りました!何件かリクエストが溜まり次第一気に書かせていただきます! (2021年3月9日 7時) (レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
arnkm46561(プロフ) - リクエスト失礼します! 一つ目 夢主くんの女体化&猫耳 が見たいです!無理なら構わないです! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 01b2c0f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - 自分も何週間前にありました!。吐きそうなくらい緊張しました!((おい。受験頑張ってください! (2021年3月4日 21時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
うんうん - いってらっしゃい!です!私は来年ですが頑張ってください! (2021年3月4日 20時) (レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 私もです!!お互いに頑張りましょうね!! (2021年3月4日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅丸 | 作成日時:2021年3月1日 20時