恐怖の再来 ページ33
順平side
「狗巻先輩、喉は大丈夫ですか?」
「しゃけ」
試合が始まってすぐ、京都校チームの東堂さんが攻撃を仕掛けて来たため
作戦通り悠仁くんがその場に残り、パンダ先輩と釘崎さん、狗巻先輩と僕
真希さんと伏黒くん、というようにチームに別れて行動している
狗巻先輩が電話越しに呪言をかけ終え、索敵をしてくれていた玉犬が影に戻る
僕のは単体での戦闘になった場合、喉への負担が大きい狗巻先輩の補助として
共に行動しているのだ
「それにしても……あまり呪霊がいませ…んぐっ」
「……ッ!!おかか…!」
ふと、僕が話していると狗巻先輩か僕の口を塞ぐ
それと同時に感じた呪力に寒気がした、3級や4級なんて生ぬるいものじゃない
2級の呪霊…?いや…2級で収まるものでもない…でもなんで
なんでそのレベルの呪霊が……
おぞましいほどの呪力か木から覗き、恐怖とともに澱月の触手に毒針を構えたその時
その呪霊はとつじょぐりんっ、と白目をむくと、その首を地面に落とした
思わず何が起きたのかと困惑し固まるが、続けざまに感じた呪力に緊張が走る
「な…なんで、……狗巻先輩、あれは……」
《%#([=-:@+-?》
「…しゃけいくら、明太子」
目から木が生え、片腕を布で多い、意味の理解できない言語を発するその呪霊
それは…正しく……
「【逃げろ】!!」
狗巻先輩の言葉が聞こえると共に固まっていたからだが動き出す
あの呪力、存在感、その様は
特級
間違いない
Aなら立ち向かうのだろうか、緊張で動けなかった僕なんかと違って…
「高菜!!!!!」
「……ッ!?…お、澱月!!守れ!!」
呪霊が生やした木の1部が僕らを押し潰さんとばかりに迫る
咄嗟に澱月で体を守ることが出来なければ今頃体に穴が空いていただろう
そうだ、今は考えちゃダメだ
Aのことが気がかりなら尚更、ここで頑張らないと……
「狗巻先輩!後ろの木は澱月が多少防いでくれるので真っ直ぐ走ってください!」
「しゃけ!!」
「えっ、ちょま……狗巻先輩足速ッ?!」
※
※
※
同時刻
場所は高専内部
待機していた呪術師数名と補助監督が
呪霊を確認
その場に待機していた東京都立呪術高専所属の1年生1人が応戦
呪霊は以前登録された特級呪霊であることが判明
応戦した生徒である柊Aの判断により高専内の人間は全員避難済
そして同時に、交流会会場に帳を確認
『あれもお前の仕業?』
「久々の再会の一言目がそれかい?」
やっぱり呪いはどこまで行っても呪いだよねって話→←原作知識あれば助かるけどそれだけ大変だよね
851人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅丸(プロフ) - arnkm46561さん» リクエスト承りました!何件かリクエストが溜まり次第一気に書かせていただきます! (2021年3月9日 7時) (レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
arnkm46561(プロフ) - リクエスト失礼します! 一つ目 夢主くんの女体化&猫耳 が見たいです!無理なら構わないです! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 01b2c0f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - 自分も何週間前にありました!。吐きそうなくらい緊張しました!((おい。受験頑張ってください! (2021年3月4日 21時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
うんうん - いってらっしゃい!です!私は来年ですが頑張ってください! (2021年3月4日 20時) (レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 私もです!!お互いに頑張りましょうね!! (2021年3月4日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅丸 | 作成日時:2021年3月1日 20時