作者がやめとけって言うだけあるよなぁって感じ ページ43
『ところで、なんだけどさ。そんな部屋の扉の隙間から覗くのやめてくれない?』
「えっ?!」
順平を宥めるようにポンポンと背中を撫でていれば
途中から感じていた視線が気になるので声をかけさせてもらう
ボクの言葉が聞こえたのか、覗き魔は部屋の扉をガラリと開き
その姿を露にした
「いやぁ〜ごめんごめん!若者たちが青春してるのを止めるのは気が引けてさぁ〜」
「私は止めたんですよ、これは不可抗力です」
『チッ……見られてなかったらどさくさに紛れてキスでもしようかと思ってたのに(小声)』
「A???」
扉の先に居たのは七海さん、と…原作で最強の呪術師と謳われた人物
五条悟だった
会うのは初めてだがボクからすれば彼もキャラクターのひとりだ
特に初対面で緊張なんかはしない
『で、七海さんがいるってことはここは高専で良いんですね?』
「あれぇ?僕のことはスルー?」
「えぇ、救急車で運ばれた先で応急処置を受けたあと、家入さんという治癒ができる方に治して貰う為にここに運びました」
「七海まで?!」
そもそも順平1本だったボクは特に他のキャラを推すことは無かったが
五条悟がイケメンだということは分かっていたつもりだ
だが……実際に会ってみたその感想は…
『目隠しに黒ずくめって……不審者みたいですね、順平に近寄らないでください』
「僕と君初対面だよね?ね?」
「A、そんなこと言っちゃダメだよ…一応匿って貰ってるし、怪しいのはわかるけど」
「君もなかなか言うねぇ…僕泣いちゃう」
「いい大人が気持ちの悪いことを言わないでください」
「本気で泣くよ?」
高専に連れてこられた、それはつまり、ある意味高専の監視下に置かれたということ
順平を助けるためとはいえかなり踏み込んだ交渉をしたし、当然といえば当然か…
『そういえば……凪さんは?』
「母さんなら大丈夫、Aが守ってくれたんだって言ってたよ」
『そっか、ちゃんと生きてるか……よかった』
「そこら辺についても色々聞きたいんだけど、とりあえずひとつ……君が伊地知とか七海に伝えた情報、あれはどうやって手に入れた?」
ワントーン下がった声が辺りに緊張感を漂わせ
順平もまた、答えを待つようにボクを見る
『……まぁ、こっから先はボクの知識も当てにならないし……わかった、話すよ』
それから、ボクは語った
ボクが順平の死ぬ世界線を知っている人物だと
そして、それを変える為に転生したと
守って守って守られて→←瀕死から目が覚めた先にいた人を天使と思い込むのは仕方ない
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紅丸(プロフ) - つなまよT2(旧ちょこばなな)さん» ひぇ、マジで来ていらっしゃるこんな駄作読みに来てくれてありがとぅぅぅ (2021年7月27日 23時) (レス) id: e4c9b10277 (このIDを非表示/違反報告)
つなまよT2(旧ちょこばなな)(プロフ) - ななちゃん好き!!!!こ○はだよ!! (2021年7月24日 21時) (レス) id: b8726aa5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - 好きです…←← (2021年5月5日 1時) (レス) id: ce721a0333 (このIDを非表示/違反報告)
おしゃけ - このような神作を作って下さってありがとうございます。愛してm(((すみません、きもかったす。 (2021年3月9日 22時) (レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
紅丸(プロフ) - フーパさん» ガチ勢だからこそ出来る至難の業ですね……() (2021年3月2日 4時) (レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅丸 | 作成日時:2021年2月26日 20時