作戦会議 ページ36
「A!A待って!!なんで僕だけ!」
『ごめんね、でもボクは彼奴を殺らなきゃ行けない理由があるから、それに君を巻き込みたくない……、伊地知さん、出してください』
「どうかご無事で」
高校付近に止められていた高専の車、その車に順平を乗せ
ボクはただその車が離れていくのを見届けた
「黄昏れるのもいいですが、私としても君はあの少年と共にいるべきだと思いますがね」
『はは…厳しいなぁ七海さん、でも……好きな子にかっこ悪いとこ見せたくないからさ』
「そうですか」
『え、それだけ?』
伊地知さんの運転する車から、順平と入れ違いで出てきた人物
早朝ぶりに出会う彼は、七海さんだ
七海さんは「急ぎましょう」とボクに声をかけ走り出し、ボクもそれを追う
「ところで、今朝とはまるで君の呪力量が違う、それはどういう事ですか」
『あ〜…1回心臓ぶち抜かれたせいですかね』
「なぜそれで生きているんですか…」
真人に去り際言われた、「魂の見えるもの同志」という言葉
そして、死に際というまさに崖っぷちの状況
身体の奥深く、その深淵に刻み込まれた本当の文字が浮かび上がるような感覚
それを自覚したと同時に、ボクの心臓は治されていた、否、ボク自身が治していた
『多分、ボクは真人と同じで、人の魂とかそういうものを存在感として聞くことができるんですよね、そんでそれを操作できる』
「……貴方が味方でよかった。呪霊側に人の魂に触るような輩が2人もいたとなれば大変だ」
『確かにそれは困るな、……それで、手筈は先程伝えた通りに』
「えぇ、私が虎杖くんの救援に、治癒が可能の君が体育館で毒によって瀕死の生徒を回復、及び他の生徒の安否確認ですね」
『話が早くて助かります、流石元サラリーマンですね』
「…君のその異常な情報量にもそろそろ慣れてきましたよ」
体育館でぶっ倒れている生徒は順平を傷つけたヤツらた、正直ほっといてもいい
けれど、後に信用問題なんかになっては大変だ
死なない程度には回復してやるつもりだ
そしてその後すぐにボク自身も悠仁くん達に加勢して…
『真人…アレは必ず、殺す……』
「祓うの間違いですよ」
『いや、ボク呪術師じゃないですし』
「そういえばそうでしたね、貴方が異常すぎて忘れていました」
『結構ズバッと言いますね???』
原作なんて知ったことではない
ボクはただ順平の笑顔の為、基自分の為に戦う
それがボクの生き様だから
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紅丸(プロフ) - つなまよT2(旧ちょこばなな)さん» ひぇ、マジで来ていらっしゃるこんな駄作読みに来てくれてありがとぅぅぅ (2021年7月27日 23時) (レス) id: e4c9b10277 (このIDを非表示/違反報告)
つなまよT2(旧ちょこばなな)(プロフ) - ななちゃん好き!!!!こ○はだよ!! (2021年7月24日 21時) (レス) id: b8726aa5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - 好きです…←← (2021年5月5日 1時) (レス) id: ce721a0333 (このIDを非表示/違反報告)
おしゃけ - このような神作を作って下さってありがとうございます。愛してm(((すみません、きもかったす。 (2021年3月9日 22時) (レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
紅丸(プロフ) - フーパさん» ガチ勢だからこそ出来る至難の業ですね……() (2021年3月2日 4時) (レス) id: c6adbfb1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅丸 | 作成日時:2021年2月26日 20時