今年もクズと戯れる【呪術廻戦】【家入硝子成り代わり】

第百三十四話 ページ16

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記録 2018年 9月
　 神奈川県川崎市
　 キネマシネマ


上映終了後
男子高校生３名の変死．体を従業員が発見



死．因 頭部変形による
　 脳圧上昇 呼吸麻痺





七海建人(１級術師)と虎杖悠仁が派遣された










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in 解剖室






伊「家入さん！！」


『？

どうしたんだ？


そんなに慌てて』


伊「こちらの呪霊を今すぐ解剖してください！」




…嗚呼




『伊地知』


伊「はいっ？」


『今って何月だ？』


伊「確か９月です」




もう９月なのか…………




『そこの台に置いといて』


伊「はいっ」




私は髪を一つにまとめて、マスクをつけて、ゴム手袋をつける




『よし、始めるか』











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解剖が終わり七海に電話をかける




Prrrrr……Prrrrr……




『七海』


七［はい、七海です


結果、解りましたか？］


『嗚呼


この呪霊は





人間だよ』




悠仁も聞いてるんだよな……




『いや、元人間と言った方がいいかな




映画館の３人と同じだな


呪術で体の形を無理矢理変えられてる』


七［それだけなら初めに気づけますよ



私達が戦った２人には呪霊の様に呪力が漲っていた］




…相手は真人だったよな




『そればっかりは犯人に術式のことを聞くしかないな



ただ脳幹の辺りにイジられた形跡がある


恐らく意識障害………

錯乱状態を作り出すためだろう




脳までイジれるなら呪力を使える様に人間を改造することも可能かもしれん


脳と呪力の関係はまだまだブラックボックスだからな






一度改造された人間はまず助からん


襲われたら迷わず殺．せ

それが被害者のためでもある






そうだ


悠仁は聞いてるか？』


虎［あ、ウス］


『コイツらの死．因はザックリ言うと


体を改造させられたことによるショック死だ



君が殺．したんじゃない

その辺り履き違えるなよ』


虎［オス……］




ピッ




そう言って電話を切った





ここから悠仁には辛い事が沢山やってくる



他人事みたいになってしまうが頑張ってもらうしかない






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