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見かけから ページ10

気がつくと春季キャンプももう終盤に差し掛かっている。

明日の午前中はオフ。タイミングはここしかない。

『明日行くか、、』





トレーニング室の扉をあける
『お疲れ様です』

「お疲れ様ー、



 っは?!!!」

1人の声に反応し、他のみんなもこっちに注目する


「「…は?!!!



 A!!?髪!!!!」」



そう、肩まであった髪を切ったのだ。だいぶ短く。



杉本「どないしたん?!一体!誰かに文句でも言われたんか?!…可愛いけど!!」
福田「そうやで!!誰が文句言ったんや!!…可愛いけど!!」

『お、落ち着いてください!自分の意志です!』

宗「やっっば!!めっちゃ可愛い!!!写真撮っていい!?」
中川「確かに驚いたけど やっぱりAは何でも似合うね可愛い」
安達「紅林硬直してるぞー」
岡田「ほんまにAのこと大好きやなこいつ」


『(宗さん遠慮なく写真撮ってるし…圭太さんはずっと頭撫でてるし…)』

宮城「Aさん ただでさえ可愛いのに、かっこよくなったら無敵じゃない?」
山下「Aさん、後で写真一緒に撮ってくれるかな…」
田嶋「かわいいっすね」
福也「大人気だな…A」

颯一郎「あーー!宗さん!圭太さん!俺のAっすよ!!横取りしないでください!!」
山本「ちゃうわ!俺のですー!」
山岡「どっちのでもねえよ…」




みんなが落ち着いてきたので理由を話すことにした

『やっぱり、こっちの世界入ったからにはファンの皆さんにも認めてもらえるような野球がしたくて
 プレーはもちろんだけど 見かけから入るのも大事だと思ったんです』


森「そんな気にせんでもええのに…」
頓宮「まあ可愛いのは変わらんし ええやろ(適当)」


石川「あ!紅林が起きた!!」

紅林「…どんなAさんも好きです…」

『(遺言…?)』

西野「でもそうかぁ…キャンプももうすぐ終わりで開幕戦もすぐだもんな…」

その言葉にみんながはっとする。



『(もう、始まるのか、)』

ここが居場所→←投手陣



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作者名:ばお | 作成日時:2023年12月30日 23時

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