前代未聞の女の子 (ページ24)

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骨折Life ページ24

紅林「Aさん、ほらあーん」

『いやそこまでされなくても…』

紅林「だめです。僕はAさんを心配してるんです」

『気持ちだけで結構です』

ご飯の時間になると毎回紅林が私を手伝ってくれるようになった
本当に大丈夫なのだが…

紅林が急かしてくるので仕方なく食べさせてもらう

紅林「かわいい」

仲が良いとはいえ後輩に「かわいい」なんて言われるとは心外だ。
と、心の中でムッとする

宗「おい！紅林！いつもお前ばっかりAのお世話ずりぃぞ！！」

福田「こういうのは先輩に任せるもんや！！」

そう言って私達の前に座る先輩たち

『いやいや何言ってるんですか…紅林も宗さんも周平さんも。ご飯ぐらい一人で食べれます！』

山岡「そう言ってこの前ご飯こぼしてたのは誰ですかー？？」

『うぐっ…』

通りすがりの山岡さんが会話に加わってくる

山岡「ほらー何も言えんくなってるwてことで俺があーんしてあげます」

宗「いやいやいや！！！俺が！！」

福田「俺やし！！」

紅林「俺の仕事なんで！！！！」

『！？！？』

4方向からサシダされるスプーンに戸惑っていると

仁藤「おっ、Aたちもぐもぐタイム？写真撮るね」

『ぇ…？』

その写真はインスタで良くも悪くも話題になったそうな。